三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

好決算+好今期予想のチャーム・ケア・コーポレーションが大幅高

昨日、チャーム・ケア・コーポレーション (6062)が本決算発表を行い、

売上高と経常利益は僅かに届かなかったものの、純利益は予想を上回って着地しました。

また、今期については純利益で45%の増益予想です。

更に、配当は昨期の年間5円から7.5円に大幅アップ予想。

配当性向は昨期の実績で11.1%、今期の予想で11.7%と、かなり低く抑えられていますが、

これは継続した成長への投資に回されていると見るも良し、今後の増配余地が大きいと見るも良し。

とにもかくにも、成長性を持続していることを印象付ける、文句の無い発表内容でした。

 

これを受けて、今日の株価はプラス15.35%。

ザラ場の高値からはやや落ちましたが、十分な上昇でした。

 

先週の金曜日に、共に無難な第1四半期決算発表を行っていたJCU (4975)と全国保証 (7164)。

JCU (4975)は、昨日は過剰反応に見えるくらいの大幅高でしたが、

今日は一転して、昨日の騰げ以上に下げる時間がありました。

終値では少し回復しましたが、それでも、昨日の騰げは完全に無かったようなローソクの並びになっています。

更にひどいのは全国保証の方で、昨日の大暴落に続いて今日も陰線で続落。

決算発表を挟んで、4日連続陰線で続落となり、底の見えない急落展開です。

75日線も200日線も派手にぶち抜いてしまったので、下げトレンド入りが濃厚。

これが、典型的な材料出尽くしというやつでしょうか。

 

優待の権利確定後、75日線や200日線で下げ止まってほしかった日本マクドナルドホールディングス (2702)も、

今日の大きめな陰線で完全に200日線をも割り込み、1年以上に渡って持続した信じられない上昇相場の終焉を告げています。

 

あおぞら銀行 (8304)は、昨日から含み損に転落していますが、今日のナンピン注文は約定しませんでした。

ちょうど現在の水準が、ここ1年間の明確な底になっているので、

また跳ね返るのであれば絶好の買い場であり、

ここを割って更に下に転げ落ちるのであれば、我慢のしどころということになります。

どっちが正解なのか、皆目わかりません。

運を天に任せて注文を出すのみです。

私が早期隠居したい理由(その1)

私が、早期に仕事を辞めて晴耕雨読の生活を送りたいと望む理由は、

私にとって「働くこと」は、生活するための「手段」でしかないからです。

 

それにも関わらず、現在の職場は結構特殊で、「労働基準法って何ですか?」という世界。

残業代などビタ一文つかなくても、月に100時間もの時間外労働するのが標準です。

こんな時代にそれがまかり通ってしまうのは、当人達が望んでそういう労働環境に我が身を投じていて、

しかも(基本的には)そういう種類の人たちのみで構成されている世界からです。

 

そんな世界に生き、「仕事」にのめり込んで人生の大半を捧げている人達からは、

「真夜中に仕事のアイデアが浮かんで飛び起きた」

「深夜に徹夜で仕事をしていて、予想外の良い結果が出て踊り上がったが、周りに喜びを分かち合う人が一人もいなかった」

といったあるあるエピソードを耳にタコができるほど聞かされます。

 

「そのプロジェクトに命をかけられるか?」

(私にとっては)歯が浮くようなそんな言葉が臆面もなく飛び出す職場ですが、

20年ほど前の私は、この世界に対してここまでの狂乱ぶりを想定してはいなかったですし、

また、自分もある程度はその乱痴気騒ぎに乗っていけるものと思っていたような気がします。

 

ところが……。

月日が経つと人生観や価値観は大きく変わり得ます。

あれだけ熱狂的なライオンズファンだった自分が、プロ野球に全く興味を無くすなんて想像だにできませんでした。

同様に、仕事に対しても、魅力や意義を全く感じなくなってしまったのです。

 

職種によっては、身を投じた当初の興味や熱意が冷めてしまっても、

惰性で問題無くこなしていけるものもあるのだろうと想像します。

しかし、私の仕事はそうではありません。

何しろ、熱狂する魑魅魍魎たちが、業績を巡って食うか食われるかの競争を繰り広げている世界。

冷めた目をしている人間が、ずっと居座れる道理は無いのです。

 

という訳で、私が早期隠居したい理由の一つは、仕事そのものが苦痛で仕方ないからです。

大盤解説のスタイル

先日の北海道での王位戦大盤解説場では、

大きな駒を実際に動かす「大盤」で棋士が解説している様子を撮影し、

それを両脇にあるスクリーンに映し出していました。

会場の後ろの方まで見えるようにとの配慮だと思いますが、この方法はちょっと滑稽な気がします。

 

5月に名古屋で行われた名人戦大盤解説では、大きなスクリーンに将棋ソフトの盤面を映し、

その前に棋士が立って解説を行っていました。

舞台袖には奨励会員がパソコン操作を担当しており、解説の言葉に従って駒を動かしていきます。

このシステムは画期的だと思いました。

ソフト上で駒を動かすのでスムーズですし、

どんな変化手順を説明したとしても、現局面への復帰は一瞬で完了します。

因みに、対局場の映像と実際の盤面図も、それぞれ小さなウィンドウで同じスクリーン上に表示されていました。

 

これまで、東海地方での大盤解説で使用されていた盤面は結構巨大なので(たたみ2畳分くらい?)、

比較的見やすい部類だったとは思いますが(反面、動かす棋士は大変そう)、

他の会場のケースを見ると、盤面が座布団くらいの大きさしかないものもあって、

あれでは後ろの人は全く見えないと思います。

 

今回の王位戦では、せっかくプロジェクタとスクリーンを用意したのに、

何故ソフトの画面で操作する方式にしなかったのでしょうか。

 

実際に現地に足を運んだ件の名人戦については、運営について文句が山ほどありましたが、

この大盤解説スタイルだけはすこぶる高評価でした。

大盤解説会は、一番大切なファンサービスの一つでしょうから、

運営側は真剣に考えて、最良の方法を採用して欲しいと思います。

ラフプレー

大学アメフトでのラフプレーが話題になっていましたが、

プロ野球で以前からずっと気になっているプレーがあります。

 

4-6-3などのダブルプレーの際、二塁ベースを踏んで一塁に転送した後のショートに対する、

一塁走者のスライディングがそれです。

送球直後のショートはベースからかなり離れているのにも関わらず、

そのショートに向かってスライディングをするのは私には異常に見えますが、プロ野球界では常識のようです。

一塁走者が、本来の目標である二塁ベースではなく、ショートを目標にしてスライディングをしているのにも関わらず、

このプレーが不問に付されている理由が理解できません。

怪我をする例も、これまでにいくつもあった気がしますが。

 

もし短気な私がショートを守っていた場合、

手元が狂ったふりをして、向かってくる走者に送球を当ててしまうかもしれません。

JCUと全国保証が堅実な決算を発表

昨日のKDDI (9433)の酷い下げは、おそらく「出尽くし」ということで、

今日はちゃんと反発したので一安心。

 

あおぞら銀行 (8304)は、昨日に続いて今日もずるっと落ちて含み損に。

来週はナンピンをめぐる攻防となるかどうか。

 

昨日あたり、ふらっとスイング用に買いたくなってしまったオリックス (8591)。

今日も元気無く続落ということで、思いとどまって正解でした。

かなり長期間に渡って底値になっている1,700円で下げ止まるかどうか。

なんとなく割ってきそうな気もしています。

 

ふと見てみると、積水ハウス (1928)も今日ずるっと下がって大きな陰線となり、

節目となっている底値に肉薄してきました。

これも来週以降の展開がスリル満点です。

 

今日はJCU (4975)と全国保証 (7164)の決算発表でしたが、

共に増収増益で、マイナス材料はなさそうな内容でした。

ただし、全国保証の方のチャートは、数日前の75日線に続いて、今日は大きな陰線で200日線も完全に割り込み、

ここ3ヶ月続いた高値局面が完全に終了した形になっています。

4,500円くらいまでは行ってしまいそう。

 

こうしてみると、かなり多くの銘柄の株価が斜陽になってきています。

やはり歴史的な株高局面が終了して、反転しようとしている過渡期のような。

最近は長期保有用の銘柄の売買は細っていて、日々の上がり下がりに対する一喜一憂に興じるだけの傍観に徹しています。

定価で買うつもりはさらさらない逆張り派は、やはりバーゲンセールが開催されないと盛り上がれないので、

日経平均2万円を切るような暴風雨が襲来するように、引き続き、切なる雨乞いを続けたいと思います。

裏腹な反応に振り回される

昨日決算発表を行ったJT (2914)とKDDI (9433)。

前者は下方修正、後者は順調な進捗ということで、明暗が分かれたように思えたのですが、

今日の株価は、その思い込みの正反対の動きとなりました。

JTは、寄り付き直後のマイナスから切り返して、最終的にプラス0.61%。

一方でKDDIは、引け間際に少し戻したものの、大幅下落のマイナス2.78%。

ナンピンのチャンスを考えると、逆だった方が良かったです。

 

今日の決算発表は3つ。

場中に三井物産 (8031)と日本管財 (9728)の2社。

どちらも期初の予想に沿って増収増益で、極めて順調です。

しかしながら株価の方は、発表と同時にマイ転して、結局マイナス2.44%となった三井物産と、

発表と同時にプラ転して、結局プラス2.21%となった日本管財ということで、こちらも対照的。

 

そして、引け後にはNTTドコモ (9437)。

堅実な増収増益で、よろしいのではないかと。

ただし、100株しか持っていませんので、株価にはあまり興味が湧きません。

ナンピンできるくらいの株価水準にまで下がってきた場合には、話は別ですが。

 

KDDINTTドコモは、連続増配中で高配当の通信株という共通項がありますが、

KDDIには魅力的な優待がある一方、 NTTドコモはより高配当という差別化要素もあります。

 

最初に買ったのはNTTドコモでしたが、100株を手にしただけで株価が上がってしまい、

それ以上買い増すことができませんでした。

もしNTTドコモを1,000株くらいまで買えていたら、その後に買ったKDDIは100株に留めていたと思います。

実際にはNTTドコモを100株しか買えなかったため、代わりにKDDIを1,000株保有することになりました。

何しろ、その時期のKDDIは売り煽りが飛び交う大バーゲンセールでしたから。

 

現在に至るまで、NTTドコモナンピンできるチャンスは全く無く、今後もそれが訪れるかどうか心許ない印象ですが、

もし買える状況になれば、やはり1,000株まで増やしたいと思っています。

KDDIの方も、1,000株保有で5年間という優待のグレードアップを狙っていますので、手放すことはできません。

両社を1,000株ずつ保有となると、極めて通信色の色濃いポートフォリオになってしまいますが、

両社の安定感を鑑みるに、それでも構わないかなという気がします。

KDDIとJTの決算発表

今日は日経平均TOPIXも同程度の大幅高でしたが、ポートフォリオは惨敗で微増。

その戦犯は、まずオリックス (8591)。

さすがに、ショックの全てを昨日一日で消化し切れた訳ではなく、今日もマイナス2.57%と大幅続落でした。

しばらくは下降トレンドという展開を覚悟する必要がありそうです。

あとは、キヤノン (7751)のマイナス0.64%と、JT (2914)のマイナス1.51%も効きました。

 

昨日、謎の爆騰だった日本マクドナルドホールディングス (2702)は、今日はほとんど全戻し。

一方、日銀のせいで暴落だったあおぞら銀行 (8304)も、ほぼ全戻し。

上へ下へと、騒々しい決算期間が続きます。

昨日の無難な決算発表を受けたエクセディ (7278)は、プラス5.72%と騰がりました。

 

そして今日は、重要な保有銘柄2つの決算発表。

まずJT (2914)は、通期予想の上方修正と下方修正を織り交ぜてきました。

売上はプラス0.9%ですが、営業利益はマイナス3.6%、当期利益もマイナス4.3%です。

これはマイナス材料となりそうですが、ナンピンのチャンスになるなら良しとしましょう。

 

一方、KDDI (9433)の方は、順調で問題無い数字に見えます。

他に、「自己株式処分」というよくわからないリリースもありました。

てっきり自社株買いとか、自己株式消却みたいな感じかと思いましたが、

どうもそうではなく、マイナス材料のような雰囲気です。

 

羽生竜王への挑戦者決定戦では、深浦九段と広瀬八段がぶつかります。

新進気鋭の若手ではありませんが、どちらも強敵。

挑戦者決定戦は、深浦九段を応援します。

しかし、最近の広瀬八段は充実している印象なので、逆の結果になりそうな予感。