昨日決算発表を行ったJT (2914)とKDDI (9433)。
前者は下方修正、後者は順調な進捗ということで、明暗が分かれたように思えたのですが、
今日の株価は、その思い込みの正反対の動きとなりました。
JTは、寄り付き直後のマイナスから切り返して、最終的にプラス0.61%。
一方でKDDIは、引け間際に少し戻したものの、大幅下落のマイナス2.78%。
ナンピンのチャンスを考えると、逆だった方が良かったです。
今日の決算発表は3つ。
場中に三井物産 (8031)と日本管財 (9728)の2社。
どちらも期初の予想に沿って増収増益で、極めて順調です。
しかしながら株価の方は、発表と同時にマイ転して、結局マイナス2.44%となった三井物産と、
発表と同時にプラ転して、結局プラス2.21%となった日本管財ということで、こちらも対照的。
そして、引け後にはNTTドコモ (9437)。
堅実な増収増益で、よろしいのではないかと。
ただし、100株しか持っていませんので、株価にはあまり興味が湧きません。
ナンピンできるくらいの株価水準にまで下がってきた場合には、話は別ですが。
KDDIとNTTドコモは、連続増配中で高配当の通信株という共通項がありますが、
KDDIには魅力的な優待がある一方、 NTTドコモはより高配当という差別化要素もあります。
最初に買ったのはNTTドコモでしたが、100株を手にしただけで株価が上がってしまい、
それ以上買い増すことができませんでした。
もしNTTドコモを1,000株くらいまで買えていたら、その後に買ったKDDIは100株に留めていたと思います。
実際にはNTTドコモを100株しか買えなかったため、代わりにKDDIを1,000株保有することになりました。
何しろ、その時期のKDDIは売り煽りが飛び交う大バーゲンセールでしたから。
現在に至るまで、NTTドコモをナンピンできるチャンスは全く無く、今後もそれが訪れるかどうか心許ない印象ですが、
もし買える状況になれば、やはり1,000株まで増やしたいと思っています。
KDDIの方も、1,000株保有で5年間という優待のグレードアップを狙っていますので、手放すことはできません。
両社を1,000株ずつ保有となると、極めて通信色の色濃いポートフォリオになってしまいますが、
両社の安定感を鑑みるに、それでも構わないかなという気がします。