昨日、あおぞら銀行 (8304)の第3四半期決算発表があり、
通期予想の修正は無かったものの、先の第2四半期時よりも進捗率が悪化。
また、四半期ごと配当のうち、12月権利分が40円と発表されました。
今期の年間配当額は、昨期の「40+40+50+54=184」と同じ184円予想で、これは修正されなかったのですが、
今回の発表によって「40+40+40」となったため、途中経過ながら、昨期の50円からは「減配」です。
あおぞら銀行は、配当性向を50%程度としていて業績に応じて配当額が変動するため、
今回の発表内容については、事実上の減配決定と受け取られたようです。
純利益の進捗率は69.1%なので、ラストスパート如何によっては、まだ巻き返しの望みはあると思うのですが……。
精神的な減損処理として、今期、そして来期のある程度の減配を心に言い聞かせようと思います。
加えて現実的には、今日の株価が暴落してマイナス7.76%。
ひと銘柄でポートフォリオからマイナス26万円です。
値がさである上に1,000株も持っているので、ポートフォリオへの影響は大。
保有株数を減らそうとしながら売りそびれた経緯もあり、このあおぞら銀行ショックは、実際に結構ショックです。
そのささやかな穴埋めと言ってはなんですが、
蔵王産業 (9986)を1,260円で100株ナンピンしました。
本当はもっと下がってからと思っていたのですが、やや下げ止まり感もあるので、とりあえず200株保有としました。
これで、あおぞら銀行の減配分を6円カバー。
あおぞら銀行の減配については、期末配当を最悪ゼロとして今期が合計120円、
そして来期も年間120円くらいを覚悟しておけば大丈夫でしょうか。
もしこうなった場合には、配当利回りが3%を切ってしまうので、かなり悲しいです。
今日は三井物産 (8031)とNTTドコモ (9437)の決算発表があり、主力どころが続きます。
三井物産は場中の発表でしたが、
先の第2四半期で上方修正した通期予想を、今度は下方修正するといういただけない内容を受けて、株価は下落しました。
そんなにコロコロ変動し得るなら、中途期で無理に修正しなくてもいいと思いますが。
そしてNTTドコモ。
こちらも、増収増益だった第2四半期から一転、増収減益に転落しています。
通期予想は元々増収減益としていましたので、まあ想定通りではあるのかもしれませんが、
株式市場全体的に、業績が翳ってきている実感がいや増しています。
株価が下がった局面でも「業績は好調なので割安」と主張する、
証券会社アナリスト常套の殺し文句がだんだん効かなくなってきています。
もっとも、これは売却益を狙う中短期のスイングトレード派に向けた文言だと思いますので、
逆張り派にとっては、紛うこと無き買い場で間違いありません。
覚悟を決めて、狙っていた高配当株を買い込むまでです。