三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

池の水を抜き、低俗な番組を作る

最近話題になっている(らしい)「池の水を抜く」番組を観ました。

私は、幼い頃からザリガニやカエルやらを追いかけ回して育ちましたが、今でもその興味は全く薄れていません。

もし近所で池の水を抜くことになって、ボランティア参加者を募集していたら絶対に応募すると思います。

 

そんな訳で、番組中の生物の映像そのものは楽しめたのですが、

それ以外ではよろしくない点が噴出していて、総合的には極めて低俗なレベルに仕上がっていました。

 

例によって、何の必要性もない芸能人が邪魔です。

この分野に興味がある芸能人ならまだ許容できるかもしれませんが、

コイを見て、それと判断できないような人が適任だとは思えません。

 

”いかにも頭の悪い人が作りました臭”がプンプンする編集も。

 

「心無い人が放した1匹のライギョが1万匹に……」、絶句です。

この「ライギョ1万匹」というのを連呼して煽っていましたが、

この発言は専門家の正式な見積もりではなくて、池の管理者のおじさんの(根拠のない軽い)予想でした。

更に、このおじさんは「小さいのも含めて”外来種”が1万匹」という意味で発言しており、

それがブルーギルなども合わせた数であるのは明らかです。

 

また、「極悪」だの「凶悪」だのという煽り文句もそこかしこに散りばめられていましたが、

言うまでもなく、極悪非道なのは外来種を無責任に放した人間であって、ライギョに罪はありません。

一方で、在来種信奉に基づいて外来種を悉く殺戮するという行動にも、何か腑に落ちない感じが。

おごりたかぶっている人間様だって基本的には生態系の一部なのですから、

その行為の結果として起こった生物の移動も、自然の成り行きとして受け入れるべきだという気もします。

 

それにしても、このレベルで番組作りをする真意はどこにあるのでしょう。

そもそも製作者の素養がこの程度のレベルなので、必然なのでしょうか。

あるいは、この程度のレベルの視聴者の興味を掴むため、あえてこうしているのでしょうか。

 

地元に協力を断られて撮影ができなくなったという報道がありましたが、

番組に対して私と同じような感想を持ったからではないかと思います。

アドバンスクリエイトから優待到着

11月28日(火)に、アドバンスクリエイト (8798)から優待が届きました。

昨年は確か郵便受けに投函されていましたが、今年は不在票が入っていて、

実際に受け取ったのは29日(水)でした。

 

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個人的に大好きなカタログギフト。

現在のポートフォリオでは、3月権利のエクセディ (7278)とJCU (4975)を含めて、年に3回のお楽しみです。

 

品物が手元に届いた時も嬉しいのですが、何といっても最大の楽しみは商品を選ぶ過程です。

1周目は、少しでも気になったものに印をつけ、

2周目は、より欲しいと思うもの、必要なものをもう一段階絞り込み、

3周目以降で注文する一つを決定します。

こういう作業がめんどくさいと感じる人もいるようですが、私は楽しく感じます。

 

カタログの中には品質があんまり良くないものも含まれているので、

なるべく長く大切に使えるものというのが大切な条件です。

金額を最重要視するという意見も意外と良く見かけますが、私は全く考慮に入れません。

より高価でそれほど必要でないものよりも、安価でも必要なものの方に価値があるのは自明ですので。

すかいらーく、持ち越し……

日経平均がプラスなのに、ポートフォリオがマイナスという状況にも慣れてきた感があります。

だめだこりゃ。

 

月次売上発表前に逃げておきたい、すかいらーく (3197)。

結果的に今日の高値となった1,650円で朝から指値をしていたんですが、約定しませんでした。

ささやかな利益が出るだけの売値にはもう少しだけ余裕はありましたし、キリがいい数字にしなければ良かったです。

優待権利に向けた12月は、いかにも弱々しそうなスタートになりました。

店舗から優待宣伝の広告が無くなっているという噂もありますし、雲行き怪しさ全開です。

 

ミサイル発射に対して、もはや市場は完全に無反応になっています。

それにしても、EEZ内に繰り返し落下しているというのに、

厳重に抗議とかいう実効性ゼロの無意味な応答を繰り返すのは情けない限りです。

「国民が巻き添えになる可能性があり、これまでは運次第でそうなっていないだけ」

という状況を甘受してしまい、お上品に形式ばかりの抗議に終始するなんて腰抜けにもほどがあるでしょう。

たとえ僅かであろうとも実効性のある対応をひねり出すべきです。

 

韓国に亡命した兵士が身を張ったスパイであるとか、

日本に次々に漂着する古船が、何らかの企みの一環だとかいう可能性については、

抜かりなく考慮しているのでしょうか。

飽きもせず、抗議文の発表という形でしか応答できない体たらくの政府では、いささか心もとないです。

月次売上発表の存在を忘れていた!

昨日買ったすかいらーく (3197)。

来週早々に発表されるであろう、11月月次売上発表のことを完全に忘れていました。

これはちょっと危険すぎるので、買うならこれを通過した後にすべきだった……。

あと2-3日しかありませんが、なんとか一旦逃げたいです。

今日は、残念ながら売れませんでした。

 

あおぞら銀行 (8304)がびっくりするくらいの急騰で、プラス3.94%でした。

銀行株全体に対する上昇気流が発生したのかなと思いましたが、

SMBC日興証券のレイティングが原因だったようです。

投資評価が中立 (2)からアウトパフォーム (1)へ、目標株価も4,500円から4,600円へ、それぞれ引き上げられました。

先日の決算発表後に急落していたのですが、コメントによると、

内容はそんなに売られるようなものではなく、

配当や純利益の安定については、他行よりも強く意識しているとのことです。

高配当を期待して400株を保有していくにあたっては、力強い評価でした。

これで、当面の心配の種が一つ解消したかもしれません。

 

チャーム・ケア・コーポレーション (6062)は、

一昨日に続いて4%台の下げとなり、一見厳しそうな印象を受けますが、

チャートを見てみると、新高値圏でもみ合っている範疇であって、そんなに弱含んでいる訳ではなさそうです。

今日の終値では原油ETFに負けていますが、離されないように抜きつ抜かれつで推移してくれれば御の字。

原油と言えば、今日がOPEC総会だそうなので、また新しい動きが始まるかもしれません。

 

昨日のA級順位戦は羽生棋聖の快勝だったようなので、

この勢いのまま、来週の竜王戦第5局で一気に永世七冠を決めて欲しいです。

 

思わず心配になってしまった王位戦王座戦からの切り替えが素晴らしいという展開ですが、

相手が渡辺竜王の場合、更に若い二十代若手の対局相手と比べて勝負の波長を合わせ易いのかもしれません。

これで羽生棋聖は5勝2敗となり、5戦全勝の豊島八段を2位で追っています。

残りは羽生棋聖が3局、豊島八段が5局。

この中で2ゲーム差を追いつくのは容易ではないですが、可能性はゼロではありません。

 

もし、このまま竜王を奪取し、更にはA級順位戦も制して来春に名人を奪取した場合、

永世七冠達成に続いて「羽生竜王名人」が再び誕生し、そして同時にタイトル通算100期に到達という、

絵に描いたような羽生劇場になります。

とはいえ、あまり欲をかきすぎるといけませんので、来週の竜王戦第5局が勝負です。

羽生棋聖の先手番ですし、この1局で流れが変わりかねない大一番だと思います。

一転して、すかいらーくに再参戦

今日はリコーリース (8566)、あおぞら銀行 (8304)が少し反発して、ほっと一息。

リコーリースは、なんとか200日線にとりすがっているようにも見えますが……。

75日線はまだ下向きなので、楽観はできません。

 

あまりの先高見通しに散々脅されて、ここ数日はダブルインバースのナンピンを思いとどまっています。

弾薬庫も確実に底が見えてきていますし、長期戦になるならば方針を変更せざるを得ません。

一方、ETF専門としていた松井証券の口座で、短期売却益狙いの個別銘柄を買ってみました。

野次馬として見ていた、すかいらーく (3197)を1,000株。

ベイン騒動が決着しましたが、株価もこの1週間で落ち着いてきているように見えますので、

12月の権利確定までの間に30-40円くらいの値幅を取れないかなという目論見。

12月の権利前に優待改悪発表は100%無いでしょうから、

ここからもう一度下げて1,600円を見にいく可能性も低いかなと思います。

うまいこと売り抜けて、気持ち良く年を越せるかどうか。

 

今日は、羽生棋聖と渡辺竜王のA級順位戦が行われています。

竜王戦の真っ只中、このタイミングでA級順位戦の対局が組まれているというのも興味深い巡り合わせです。

名人挑戦に向けては、豊島八段が大きくリードしているとはいえ、

羽生棋聖にもまだ可能性は残っていますので、この対局の重要度は小さくありません。

今日、そして来週月曜からの竜王戦第5局の連勝を期して、応援しています。

 

今日は、藤井聡太四段が棋聖戦予選で大橋四段と対戦しましたが、先手番で敗れてしまいました。

これで来期の棋聖戦挑戦は無くなり、来期中に挑戦可能性のあるタイトルはあと6つ。

いくら勝率8割でも、5回に1回は負ける訳ですから、

1度の敗戦で終わってしまう形式が大半であるタイトル戦で、挑戦権を勝ち取るのは容易ではありません。

屋敷九段の18歳という最年少タイトル獲得記録を更新するのは、一筋縄ではいかなさそうです。

リコーリースがやばい感じ

ポートフォリオはほぼ総崩れで、マイナス0.67%でした。

日経平均はマイナスなのに、なんでダブルインバースもマイナスなのか?

 

リコーリース (8566)は、寄り天の見事な陰線で、絡んでいた200日線を完全に割り込んでしまいました。

よく見てみると、ずっと上向きだった75日線が、とうとう下向きに転じています。

グランビルの法則でいくと、向こう半年くらいかけて3,000円まで転がり落ちそうな気がしてきました。

このイケイケの相場環境にあって、最主力銘柄がこの展開というのは厳しいです。

斜陽なのが株価だけならまだいいですが、業績の方もかなり心配ですし……。

来期の増配継続も厳しくなってくるかもしれません。

長期的な増配傾向を見込んで保有していますので、もしそれが無くなった場合には、配当利回りがちょっと低すぎます。

そうなれば、ポートフォリオ内での位置付けを再考しなければならないかもしれません。

ちょっと頭が痛くなってきました。

 

前から思っていたのですが、松井証券の銘柄検索機能はちょっとお粗末です。

アルファベットで検索する場合、大文字と小文字まで厳密に区別されてしまいます。

SBI証券の場合は、大文字小文字どころか、カタカナで書いても、あるいは略称でも検索することができるのに。

これに限らず、サイトの使いやすさは松井証券よりSBI証券が遥かに優れていると感じます。

ネット証券の競争は激しいと思いますが、松井証券はこれで大丈夫なのでしょうか。

私の場合は、メインで個別銘柄を購入しているSBI証券とは口座を分けてETFを購入したい点と、

1日10万円以下の取引まで手数料無料という2つの理由のみで松井証券を利用しています。

チャーム・ケア・コーポレーションが再始動

チャーム・ケア・コーポレーション (6062)が、3ヶ月ぶりに上場来高値を抜いてきました。

終値でも原油ETFに対するリードを保っています。

ただ、やっぱり長期的にはもっと上昇しそうなので、原油ETFとの相殺売却を早まらないようにしようと自戒しました。

とは言え、代わりに大きめの利益確定をできる個別銘柄は見当たりませんので、

現在持っているチャーム・ケア・コーポレーション400株のうち、

200株で原油ETFを相殺して、残り200株は保有し続けられたら……などど、けしからんことを妄想しています。

 

リコーリース (8566)は、5日連続でローソク足が20日線の上にぴたりと乗っています。

下げ止まったというべきか、どちらかに大きく動くエネルギーを貯めているというべきか。

 

そんなに扇動的なことは言わなさそうなアナリストまでも、

日経平均は25,000円、いや30,000円などと平然と口にするようになってきました。

海外の機関投資家は、一旦買い始めたらしばらく買い続けるそうですが、

「しばらく」とは果たしてどのくらいなのでしょうか。

 

経済番組で、大相場の流れに乗る順張りで大きな利益を出した個人投資家が取材されていました。

こういうのを見ると「やっぱり順張りも……」と食指が動いてしまうのは否めませんが、

逆張り投資家が触発されて、順張りに手を出してしまうくらいのタイミングが、大天井なのかもしれません。