少し前のNHKスペシャルは「中国経済の危うい先行き」がテーマでしたが、こういう内容は大好物です。
ひょっとしたら、大バーゲンセールの引き金になってくれるかもしれませんので。
その番組の中で印象に残ったのは、政府による粉飾GDPの話題。
そもそも、中国政府の発表するGDP値を額面通りに受け止めている人はいないと思います。
想像と違っていたのは、その粉飾の手口。
てっきり、単に数字を水増しして発表しているのかと思っていましたが、
無駄に公共工事を行うという”一手間”はかけているそうです。
その費用をどうやって捻出しているのかは紹介されませんでしたが、
一応、机上だけで楽して粉飾している訳ではないというのは見直し(?)ました。
真新しい何車線もある大きな道路に車はほとんど走っておらず、
まばらに歩行者が行き交ったり、農家が唐辛子を広げて干していたりという光景はなかなか笑えました。