3月決算銘柄の本決算ではありませんが、今日はキヤノン (7751)が第1四半期決算を発表しました。
滑り出しとしては順調な増収増益で、通期予想を早くも上方修正です。
珍しく配当予想も早々と発表し、年間90円とのこと(昨年は同80円)。
キヤノンと言えば、上へも下へも予想修正を連発する銘柄です。
詰まるところ、予想の算出が下手くそだというべきなのでしょうか。
今期は、上方修正連発の当たり年となってくれるのかどうか。
COVID-19のマイナス影響から脱したというだけなので、個人的には楽観する気にはなれません。
もっと前からつきまとっている業績不振の原因が払拭された訳ではなく、
90円という配当にしても、修正後の配当性向が67.2%なので余裕は無し。
額面通りには受け取れません。
とは言え、ひどい数字が出るよりはもちろん良かったので、
明日からの本決算発表ラッシュに向けて、まずまずのスタートになりました。