昨日、キヤノン (7751)が第1四半期決算を発表しました。
二桁%の増収増益という順調な滑り出しで、通期予想を少し上方修正しています。
また、3ヶ月前の本決算時は未定だった今期配当予想について、
昨期と同じ120円と発表しています。
キヤノンは通期予想の修正を連発する傾向があって、上方と下方のどちらも前例があります。
ただし、年度内で上方修正と下方修正が混在することは無く、
上方なら上方だけ、下方なら下方だけを連発する明暗極端な結果になるのが常。
今回は上方修正なので、薔薇色の期になってくれるでしょうか。
配当予想は据え置きの120円でしたが、「配当性向50%を目処に適宜見直す」という説明がありました。
今回の上方修正によって、1株あたり純利益予想は280.69円になりましたので、
暫定で140円くらいが目安になっています。
今後の進捗についても自信がありそうな文面でしたので、
順調に積み上げていくことができれば、160円への復帰も期待できるかも。
まだ楽観はできませんが、とりあえずは期待を持てるスタートを切ったので何よりです。