三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

木からぶら下がる芋虫


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この時期、並木道を歩いていると、自身の吐いた糸で木からぶら下がっている小さい芋虫によく出会います。

私が気がついてないものもかなりあるでしょうから、実際には相当な数がぶら下がっているのでしょう。

いつの間にか、体に芋虫がくっついていたりしますが、これが原因だと思います。

 

ところで、彼らは何のためにぶら下がっているのでしょうか。

葉を食べるには木にとどまっていなくてはいけないのに、わざわざ宙吊りになっているのです。

 

ぱっと思いついたのは、外敵に襲われて逃げた(身を投げた)という可能性。

スズメ君が芋虫を咥えているのをよく見かけるので、

木の上で危険を感じた場合には、即、足を離して飛び降りるのかもしれません。

ただし、この場合には、平常時のうちに予め糸を準備しておく必要があります。

襲われてから糸を吐いていたのでは間に合わないでしょうから。

 

あるいは、現環境が不満になった場合に、別の木へ移動するための手段とか。

長い糸でぶら下がって風を受ければ、近くの木にうまく引っかかることもできそうです。

そういえば先日、庭に広げていたソーラーパネルに芋虫が止まっていました。

地面からは1mくらいの高さで広げており、ソーラーパネル上空に木の枝がかかったりもしていません。

傍の木から移ってきたのだとすると、糸でぶら下がるターザン方式のような気がしてきました。

 

こういう興味が高じてくると、ファーブルになるのかもしれません。