4月1日に、60cm水槽で抱卵ヌマエビを今季初めて確認しました。
60cm水槽には現在、
11cmくらいのカワムツが1匹、
7cmくらいのモツゴが1匹、
マドジョウが3匹、シマドジョウが4匹、
そしてヌマエビがおそらく15-20匹くらい暮らしています。
この先の60cm水槽は、ヌマエビが長期的に維持繁殖してくれる環境にしたいと思っているので、
ヌマエビを捕食してしまうカワムツやタモロコは、もう迎えないつもりです。
現在の11cmカワムツも、ヌマエビを捕食して赤いフンをよくしていたのですが、
隠れる場所はそれなりに用意しているので、なんとか20匹弱は生き延びてくれています。
なんとか繁殖が成功するよう祈りつつ見守り中。
一方、90cm水槽にはスジエビが15匹前後住んでいて、ウナギ君には捕食されずにのんびり過ごしています。
こちらもなんとか繁殖してほしいのですが、これまでにスジエビの抱卵を実際に見たことはありません。
スジエビの稚エビは”エビ”の形ではなく、浮遊型のゾエアということもあって、
ヌマエビの場合よりは数段レベルが高い気がします。
先日、そのスジエビが共食いしているのを発見してしまいました。
人工飼料をたっぷり給仕してあるすぐ側での凶行……。
スジエビは極めて肉食性が強い印象で、クリルなんかが大好物です。
空腹でなければ共食いはしないと思っていたのですが、
嗜好だけで共食いに走ってしまうというのは衝撃的でした。
それ以降、いかにも肉食魚が好みそうな強烈な匂いがするビッグカーニバルを給仕するようにしていますが、
やはりそれよりもクリルの方が美味しいようで。