現在、Jackery社製のソーラーパネルSolarSaga100と、
蓄電用のポータブル電源2つ(700Whと1500Wh)を使用しています。
日常的に発電と電力使用を繰り返していますが、主目的はあくまで非常時の電力確保。
備え付け設備として家の屋根に設置するという選択肢にも興味はあるのですが、
いくつか不安要素があって保留しています。
先日、テレビでとある家庭の例が紹介されていました。
300万円以上かけてソーラーパネルと蓄電池を設置して、光熱費を年間20万円弱減らすことができたと。
初期投資の分は18年で回収できると見込んでいました。
私が気になるのは、メンテナンスと消耗の費用が全く考慮されていない点です。
特に後者が重要で、蓄電池は消耗品だと思いますので、18年も稼働し続けられるとは思えません。
仮に6年で交換すると、18年の間に2回費用が発生します。
ソーラーパネルよりも蓄電池の方が値が張りそうですので、
初期投資にかかった300万円のうち200万円が蓄電池の分だとすれば、400万円のコストに。
また、気候が激しく変動している昨今では馬鹿でかい雹が降ったりする可能性がありますが、
ソーラーパネルに耐性があるのかどうかも疑問です。
件の番組ではメーカー側も出演していましたが、
蓄電池の耐用年数やソーラーパネルの耐久性には言及していませんでした。
という訳で、現状では備え付け設備としてのソーラー発電・蓄電の導入はなしかなという感じです。