私は子供の頃から歴史が大好きで、
高校時代には、理系なので注力効率が悪いことはわかっていながらも、日本史に力を入れていました。
その歴史好きの原点になっているのが、昭和62年に発行されたこの本です。
確か、引越しで転校する際に友達がくれたという記憶になっていて、
はまって読み込みまくった結果、載っている情報はほぼ全て暗記するに至りました。
今でも、「英雄たちの選択」を観た後で読み返したりすると、
実に細かい情報まで満載されていることに感心します。
現在では、どちらかというと日本史よりも中国史とモンゴル帝国の方に興味がありますが、
同じシリーズで世界史版と中国史版があるなら、是非読んでみたいです。
試しに、市の図書館で検索してみましたが、この本も含めて蔵書にはありませんでした。
因みに、上記写真で中央アジアやヨーロッパまで含むモンゴル帝国全体を「元」としているのは誤りですが、
これは子供向けに情報をデフォルメしてしまったのかもしれません。
何と言っても「日本史」の本なので、フビライが思いっきり悪役顔になっていますが、
これを読んでいた当時の私は、後にモンゴル帝国に興味を持つことになるとは想像もしていませんでした。