60cm水槽でウィローモスが育たない原因を考えているのですが、
どうも「コケ」が原因ではないかと言う気がしてきました。
魚密度が濃くなり、投下するエサ量の増加に伴って、水槽内のコケ繁茂が激しくなっています。
水槽の四壁のうち、手前以外の三面については、あえてコケが生えるままにしておいて、
天然の目隠しとして利用しています。
オイカワなんかは食べていますし、「人工的に綺麗な光景」を求めない限り、
特に害のない存在だと思っていました。
ところが、水槽内の水草の表面がコケで覆われると、光が遮られて生育が阻害されるという情報が。
コケを防ぐにはコケ取り用にミナミヌマエビ等を入れる必要がありますが、
彼らはカワムツ君やタモロコ君の大好物らしく、
どれだけ数を入れて、豊富に隠れ場所を作っても、長期的に共存させることができていません。
水草との相性は最悪と言うべきかもしれません。
一方で、窓外に置いてある20cm水槽には、ミナミヌマエビが20匹弱入っているのですが、
よくよく考えてみると、この水槽の壁面コケは、日光が当たっているのにも関わらず、それほどひどくありません。
ただ、魚が入っていないので給餌は月に2回程度であり、外部からの有機物の添加量が少ないので、
その点はコケが生えにくい要素と言えます。
ややこしいことに、20cm水槽に入っているウィローモスにも元気がないので、
これはコケが原因ではなさそうです。
コケを取ってくれているミナミヌマエビが食べているせい?
複数の要素が複雑に絡み合っていて、なかなか明快な結論にたどり着けそうにありません。
とりあえずは、新しく入れたアヌビアスナナとハイグロフィラの生育具合を見守ります。
これも枯れるようなら、水草はおしなべて駄目と考えるしかありません。
ハイグロフィラは、カワムツ君に食べられて速攻で滅亡しかかっていますが……。