先日、水槽の傍を通りすがった際に、床にぽつねんと横たわる魚影を発見してしまい、心胆を寒からしめました。
ぱっと見では干からびている感じだったのですが、
近寄ってみると尾が動いたので、慌てて水槽へ戻すことに。
当初の数分は、尾の先を水面に出した逆立ち状態で動かなかったので、救命は厳しいかと思っていました。
しかしその後、少し泳ぎ出して水底にある食事スペース(皿)の上に移動し、そこでじっとしています。
体表の粘膜が乾いて変性したのか、埃のような異物がところどころに付着し、呼吸も激しい感じ。
予断を許さない雰囲気でしたが、その後なんとか回復して生還してくれました。
体もきれいな状態に戻り、餌も食べているので一安心。
どうやら、一番小さなカワムツ君だったようですが、
蓋をし忘れていた訳ではないので、どこから脱出したのかが不明です。
座って観察している時ではなかっただけに、星になる前に発見できたのは奇跡的でした。
危ない危ない。