去る10月7日(月)に、K地区にある小川に遠征してきました。
今回の主標的は、ヌマエビ。
このところ、60cm水槽内でほとんど姿を見なくなってしまったので、
今一度、数十匹を投入して、生存競争を勝ち抜いた猛者に定着してもらいたいという希望です。
ここのところの外回りというと、同じK地区でもこのような田んぼ脇の水路を主戦場にしていましたが、
今回は小川に入ってみることに。
この小川の場合、岸辺が鬱蒼とした草むらになっているので、
また今回から、強力な兵器がもう一つ陣営に。
それは、アクリルでできた観察ケース(商品名:ふぉっとっと)。
プラスチックではないので3,000円近くしましたが、結果的には良い買い物でした。
魚種の確認も実にスムーズに行えますし、鮮明な写真が撮れます。
魚を入れたバケツを上から覗くのでは、さっぱり魚種がわかりませんし、
かといって、手のひらに乗せて水から出すと、ひれを縮こめてしまって本来の姿がわからないのです。
さて、今回は初物にお目にかかることができました。
それは小さなカニ。
もっと上流の水量が少ないところにいるものだと思っていました。
ただ、これまでは網に入らなかったことから、数はそう多くなさそうなので、
稀に上流から流されてきているだけなのかもしれません。
新兵器ふぉっとっとで綺麗な写真が撮れましたが、彼はどうしても目盛のある側にお腹を見せてはくれませんでした。
カニは陸上がある環境でないと飼育できないようなので、写真だけ撮って釈放します。
お次は、大きなカワムツ君が計3匹も網に入りました。
1番大きいのは7cmほどで、なかなかの風格です。
さすがにまだ早いとは思いますが、顔には将来の追星かと思われる凹凸も。
あとの2匹は、水槽の先住カワムツの中で1番大きいのと同じくらいで5cm前後。
水槽の魚密度がかなり飽和してきているので、今回は魚は連れて帰らないつもりだったのですが、
この3匹は放しがたく、結局は一緒に帰路へ。
主目的のヌマエビはたくさん獲れました。
水槽がまた賑やかになりましたが、新顔の7cmカワムツ君の貫禄はなかなかです。
メダカくらいの大きさから飼育し始めた小カワムツも随分大きくなってきていますが、
それら高卒の「生え抜き」とは別に、FAで大物を獲得してしまった感じです。
これで、60cm水槽にはカワムツが計8匹。
全てが15cmくらいの成魚になった暁には、相当手狭になりそうですが、大事に見守っていきます。