行きつけの水路や小川で全く網に入らなくなったモツゴがいそうな場所を求めて、
去る5月10日に色々探し回ってみました。
条件としては、30cmくらいの深さがあって流れが急でなく、胴長で入っていける場所という感じ。
胴長やたも網のガサガサスタイルで探し回るのは大変なので、この日は偵察のみに専念です。
候補はそこそこ見つかるものの、どれも決め手には欠ける状況での終盤戦で、
住宅のすぐ脇を流れる大きめの水路にやってきました。
幅は3m程度、深さは30-40cmくらいありそうです。
すぐ下流に堰があるので、流れはほとんどありません。
魚影を求めて目を凝らしてみると、水面近くを群れで泳ぐ小魚がいました。
ぱっとみた感じは、メダカのようです。
カダヤシかもしれませんが、その泳ぐ姿を知らないので捕まえてみないとわかりません。
これまでのガサガサでは、メダカの姿はほとんど見たことがありませんでした。
メダカは上層から中層の住魚なので、水槽ではモツゴと同じような泳ぎ方をしてくれそうです。
そもそもモツゴを求めていた理由は、ドジョウとヌマエビがメインの60cm水槽において、
上中層を泳いでくれる住魚を迎えたかったからなので、
メダカであれば、この希望に叶うことになります。
ただし、現在の60cm水槽には11cmの太っちょカワムツ君が君臨していますので、
モツゴなら追いかけられるくらいですが、メダカは食べられてしまう可能性が大。
網の生簀を入れて隔離するなど、色々考えてみたのですが、
一昨年に畳んでいた20cm水槽を再稼働させることにしました。
”あくまで急ぎませんが”、将来的には60cm水槽に移ってもらうという算段で……。
20cm水槽は朝日の当たる屋内に置き、エアポンプやフィルターは無しのビオトープ風にして、
産卵用にウィローモスを入れることに。
水路を泳いでいるのが本当にメダカかどうかを確認する前でしたが、
翌5月11日の水換え時に20cm水槽を立ち上げて、昼過ぎからたも網をもって出かけました。
胴長は履かず、陸上から狙うガサガサです。