さすがに今日はすんなりと反発するものと思いきや、前場の下押しは一体何だったのか気になります。
みちのく銀行 (8304)はプラス2.92%でしたが、もしかして謎の業績V字回復予想の効果?
果たして、どんな光が差してくるというのでしょうか……。
出来高が完全に平常運転(超薄商い)に戻っているので、あまり参考にはならないかもしれませんが、
ウチヤマホールディングス (6059)は、最後の30分で2%以上も急騰してプラス引けでした。
ここ4-5ヶ月がそうだったように、長期でジリジリとゆっくり上がって行く展開の方が安心できます。
今日は決算発表のラストスパート。
何と言っても注目はKDDI (9433)でした。
直近3営業日の株価が目立って堅調でしたが、発表内容もなかなかのものでした。
昨期の数字は僅かに下振れての着地ですが、それでも十分お釣りが来る怒涛の材料です。
その1、昨期末配当が予想50円から55円へ増配(年間105円)。
その2、今期配当も更に増配予想で110円。
その3、発行済み株式総数の3.10%の自社株買い。
その4、発行済み株式総数の6.98%もの自己株式消却。
その5、今期は僅かではあるが増収増益予想。
さすがにここまで揃うと、明日の株価に期待してもバチは当たらないでしょう。
消却する株式数が結構すごい気がしますし、NTTドコモ (9437)とは対照的に今期が減収減益予想ではないというのが光ります。
今期の110円配は株主一同が期待していたであろう数字ですが、
まさか昨期の分も「後出し」で増配してくれるとは(ニプロ (8086)の真逆!)。
この予想が絵に描いた餅にならないことを祈りますが、
トレンド転換して3,000円復帰を目指すことを決定づける決算発表になった気がします。
さあ、明日は大トリのあおぞら銀行 (8304)。
何故15日までに発表しないのかはわかりませんが、一番悲惨な銘柄が最後ということで、恐怖心しかありません。
ここまで、あおぞら銀行以外の銘柄で、今期の増配分は32,200円。
なんとか、あおぞら銀行で発生する減配分はカバーできるような気がします。
もう株価は見る気がしないので、せめて配当は想定の範囲内に収まりますように。