三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

初雪に打たれる

今年は無縁かと思っていましたが、ようやく初雪と御対面。

本来は窓越しに対面したかったのですが、折り悪しく自転車で外出中だったので、結構濡れてしまいました。

そんなに頻繁に外出している訳ではないのに、タイミングが悪過ぎです。

 

ザラ場中はほぼ外にいたので、相場監視業もお休み。

ダブルインバースの売り注文は約定していました。

この調子で、のらりくらりと小銭を稼いでいけたらいいのですが、

コツコツ(利益)ドカン(損失)にならないようにしたいものです。

 

週末を挟んだので、金曜日にあった決算発表なんて忘れていましたが、

大引け後の値動きを見て、後付けで思い出しました。

 

日本モーゲージサービス (7192)は、予想に反して株価に折り込まれていなかったらしく、

プラス11.35%と大噴火しました。

100株しか持っていないので、利益確定もできず、含み益の上積みもわずか。

実益の無い「目の保養」といったところです。

 

チャーム・ケア・コーポレーション (6062)も、プラス5.97%と好反応。

これも予想外でした。

 

近鉄エクスプレス (9375)もプラス4.74%でしたが、この銘柄の天候はすぐに急変するので、

一喜一憂するのは得策ではありません。

 

一方で、先週金曜日の夕方遅くに第1四半期決算を発表した、夢真ホールディングス (2362)。

今期は純利益が前期比2倍になるという輝かしい1年になる見込みだそうですが、そのスタートは?

それぞれの進捗率は、売上高が23.9%、営業利益が19.1%、純利益が13.5%。

「売上は増えているけど、利益は出なくて下方修正」

という昨期のパターンそのままに見えますが……。

ところが意外なことに、今日の株価にはほとんど影響無し。何故だ?

 

金曜日に急落していたツクイスタッフ (7045)が気になって、

今日のリバウンドを狙って買おうかどうか迷ったのですが、

普段の出来高があまりにも無さすぎるのが怖く、見送り。

ちゃんとリバウンドしていました。

残念。

「弟子・藤井聡太の学び方」

杉本八段の著書「弟子・藤井聡太の学び方」を読みました。

藤井七段に関する知らなかったエピソードもいくつかありましたが、

メインは杉本八段の来歴を紹介するエッセイです。

 

杉本八段は、大盤解説の際の話術もなかなかのものですが、

面白く読ませる文才の方は更に卓越していると思います。

 

将棋界に限らず、「師匠」と「弟子」の関係というと、

形骸化していたり、あるいは、ほとんど有機的な関係性ではなかったりというイメージを持っていました。

 

伝統的な職人の世界等で、弟子を罵倒する「厳しい」師匠の図が思い浮かびますが、

個人的には、こういった類いのほとんどが中身の無い示威行動に過ぎないと思っています。

 

しかし、この杉本八段を始め、将棋界には思慮分別のある「師匠」が意外とたくさんいて、

弟子に対して良い影響を与えている例をよく目にします。

藤井七段は、自分のことを才能型でも努力型でもなく「環境型」と分析していましたが、

この「環境」という要素の中で、師匠である杉本八段の占める割合は大きいようです。

 

この杉本八段、芯の強さは感じられますが、

公の場では何があっても温厚に振る舞う性格かと思っていましたので、

棋士を目指していることを学生時代の担任教師がけなしたことに憤慨し、

それ以降のその教師の授業を真面目に受けなかったという話は意外でした。

棋力向上へ修行中

このところ、7年前に買ったPSPの「マイコミBEST 将棋が強くなる 激指 定石道場」で対局を重ねています。

現在の相手レベルは、10段階のうちの下から3番目である「8級」。

終盤力はこちらがかなり上回っているのですが、

駒がぶつかり始める中盤が大の苦手で、大抵とんでもない悪手を指してしまうのが恒例。

大幅な駒損を抱えた劣勢で終盤に入り、そこから何とか逆転するというのが定番となっています。

 

先日は、非常に気持ちの良い寄せが決まりました。

 

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3二金と竜にぶつけられたこの局面でしばらく考えた結果、

一間竜の形に追い込む7手を発見!

 

先(私) :2二金

後(激指):同金

先    :4一飛

後    :1二玉

先    :2二竜

後    :同玉

先    :4二飛成

 

7手詰の詰将棋を脳内盤で解くのはちょっと厳しいのですが、

今回は相手玉周辺の駒の配置がシンプルだったのが幸いしました。

この一間竜の後から詰みまでの手順については、さすがに上記の7手と一緒に読むのは無理でしたが、

詰みがあるだろうことはなんとなくわかりました。

なかなか気分の良い寄せが決まって御満悦です。

 

また、ちょっと前ですが、渡辺三冠がラジオでシンプルな3手詰の詰将棋を出題した際に、

駒の配置を聞いて脳内盤に並べ、そのまま解くことができたのも非常に嬉しかったです。

私の貧弱な脳内盤はせいぜい4x4程度で、しかも非常にぼやけていて解像度が低いのですが、

なんとか詰みまで辿りつくことができて感動しました。

 

9x9のしっかりした脳内盤をこの年齢から構築できるのかどうかは心許ないですが、

棋力の方は着実に向上させていきたいと考えています。

歩と桂馬を渋く使えると、ちょっと強くなった気に。

激指の最上級レベルは相当強いみたいなので、この先も末長く楽しめそうです。

20cm水槽に厚い氷が張った

今朝は冷え込み、ヌマエビ君とタニシ君が住んでいる窓外の20cm水槽が激しく凍てつきました。

水面のみならず、四方の側面も全て1cmほどの厚さで凍り付いていて吃驚。

住人達の安否が非常に心配でしたが、日中に陽がさして水温が上がると氷も解け、数匹の生存者を確認できました。

全員の点呼は取れませんが、どうやら犠牲者はいなさそうな感じです。

寒さに負けないカロリーを、ということで餌を入れてみると、早速つまみに集まっていました。

今夜は凍結防止のために、古着のセーターをぐるりと巻いておくつもりです。

 

さて、今日もやはり松井証券ポートフォリオ勢が振るわず。

このところの不振ぶりが目立ちます。

日本モーゲージサービス (7192)は、今日順調な進捗の第3四半期決算を発表しましたが、

不気味なくらいに上げてきた株価には既に折り込まれていることでしょう。

逆に「物足りない」という反応になる恐れもあるかもしれませんが、

3月の権利もすぐそこなので、大崩れは無さそう。

 

「自社株買う買う詐欺」でおなじみの夢真ホールディングス (2362)の第1四半期決算は、このあと17時に発表予定。

純利益が昨期の2倍以上という怪しげな予想を掲げた期のスタートや如何に。

東証1部昇格期待が消失した今、良きところで利益確定するか、

あるいはずるずると9月まで引っ張って優待権利を取ってしまうか。

どちらの結末になるか(するか)、現時点では自分でも全くわかりません。

 

近鉄エクスプレス (9375)は、原価率低下を理由として、通期の純利益予想をプラス40%も上方修正しました。

筋金入りの景気敏感なので、比較的短い周期で業績と株価が激しく変動する銘柄です。

 

また、チャーム・ケア・コーポレーション (6062)は、第2四半期決算を発表。

順当な進捗数字ですが、この銘柄はそれでは売られる覚悟が必要です。

JTは今期も154円配当を据え置き

今朝は今冬一番の冷え込みで、日中も寒風が吹き荒んでいました。

こんな日でも家から一歩も出ないでいいとは、何と幸せな我が身であることよ。

と言いたいところですが、木曜日は60cm水槽の水換え日。

ちょいちょいと庭に出なければいけません。

 

交換用に庭に汲み置いていた水もキンキンに冷えていそうだったので、

朝のうちに室内へ移動させ、昼からの水換えに備えました。

一方で、魚たちの食べ残しと排泄物をふんだんに含んだ約30リットルの排水は、

庭の耕作地の液肥になるという、なかなか効率的な運営です。

 

さて、つい先日、ダブルインバースを持っていない状態を嘆く状態に陥ったと思ったら、

もうダブルインバースを買い込める局面に変じてきました。

日経平均2万4千円超で、とはいきませんでしたが、まずまず良きところでヘッジを利かせることができたのでは。

これで明日は、上がっても下がっても、どちらでも良しと。

実に健全な状態です。

 

今日は、JT (2914)から本決算発表がありました。

昨期の着地は、予想を僅かに上振れ。

今期の業績予想は、微増収やや減益で、配当は据え置きの154円。

従って、配当性向は78.6%から89.6%に上昇しています。

個人的には問題無い内容でしたが、明日の株価はかなり下がりそう。

今一度、底値付近での迷走を覚悟いたしましょう。

 

ニプロ (8086)の第3四半期決算は、実に平凡な進捗。

結局のところ、次の最終着地でどう「爆発」するかにかかっているので、

今回の数字は良かろうが悪かろうがどうでもいいのです。

 

昨日今日と、珍しく少しだけ株価が元気だったティア (2485)は、第1四半期の決算発表。

堅実な滑り出しに見えますが、おかまいなく明日は急落でしょうか。

実に13ヶ月ほどに渡り、底値での横ばいが続いて含み損に沈んでいますが、そろそろ動き出してくれないでしょうか。

ちょうど昨日と今日のローソク足で75日線をはっきりと上に抜け、

更にはその75日線も上向きに転じてきたので、いよいよトレンド転換か?

 

そのティアを含む松井証券ポートフォリオは、今日のこの地合でも僅かにプラス0.40%!

SBI証券ポートフォリオの上がり幅も指数に遠く及びませんが、松井は更にひどいです。

リテールパートナーズをうっかり買い過ぎた

昨日、通信銘柄が軟調だったのは、まだ政治家の口撃があったからだとか。

息のかかった人間が「インサイダー」で空売りしていれば、

この口撃たったひとつでぼろ儲けですし、ほぼ株価操作だと思います。

結局今日は、沖縄セルラー電話 (9436)以外の二つは全戻し以上でした。

 

リテールパートナーズ (8167)は、ナンピンを重ねて1,200株にまで積み上がりましたが、

よく考えると、権利日がもうすぐそこに。

目当ての優待に必要なのは1,000株なので、それ以上保有して権利落ちを喰らうのは勘弁です。

今日はプラス1.73%となり、2ヶ月ぶりくらいのまともな反発でしたので、

この流れで何とか、残り13営業日の間にあと3%くらい戻してもらいたいところ。

 

昨日出していた注文の指値を訂正しそびれてしまい、

ビーネックスグループ (2154)は、寄り付き直後に今日の安値で売れてしまいました。

返す刀でダブルインバースの買い注文を出してみましたが、こちらはぎりぎり約定せず。

日をまたぐのはまだ危ない気もするので、結果オーライかも。

 

明日はJT (2914)の本決算と、ニプロ (8086)の第3四半期決算の発表。

JTの方は今期の配当予想に注目ですが、無理に増配しなくても、154円の維持で御の字です。

 

ニプロが株主を愚弄するのは本決算発表での恒例行事ですが、過去の第3四半期では、

「進捗が通期予想を既に上回っているのにも関わらず、上方修正なし」

ということもあったので、全く退屈はさせてくれません。

株主を裏切るというイメージしか湧いてこない、トンデモ銘柄に成り果ててしまいました。

大好きな通信銘柄が総崩れ

今日は何故か、通信銘柄が総崩れで足を引っ張りました。

他は概ね反発してくれて、

ウチヤマホールディングス (6059)が、プラス2.01%で一安心、

ビーネックスグループ (2154)も、プラス0.62%で僅かな含み益に。

キヤノン (7751)は続落ですが、まだまだナンピン欲を刺激されるほどではなし。

 

今日は3銘柄が決算発表を行いました。

第3四半期だと、良い方にも悪い方にもそれほど振れることはない気がします。

 

三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)は、第3四半期の純利益実績の単位が「百万円」なのに、

通期予想の単位が「億円」になっていて、実に不親切です。

 

今日は、藤井聡太七段が順位戦の対局中。

聞き手が笑い上戸の飯野女流初段なので、実に楽しい中継です。

解説と聞き手の相性も重要かと思いますが、

飯野さんの場合は、どの解説者でもすごくやりやすいのではないでしょうか。

 

先日観たY七段とT女流初段の組み合わせはボロボロで、ちょっと視聴に耐えませんでした。

課題はおそらく、聞き手としてのTさんの技量の方で、

気心が知れていない解説者と組んだ時の気まずい雰囲気がちょっと……。

女流棋士にとっては重要な仕事ですので、今後の精進に期待します。