今のところ、今年はセミの活動が低調な気がします。
庭ではアブラゼミの姿をそこそこ見かけますが、
聞こえてくる鳴き声の量で言うと、例年のピークの1-2割といった印象です。
先日の朝走りの際、アブラゼミの悲鳴と鳥の羽ばたきが聞こえてきて、
ヒヨドリが捕まえたのかと思って見上げたところ、
いつもは鳴き声だけで、その姿をほとんど見たことのない”イカル”がセミを咥えていました。
イカルの口笛のような鳴き声は頻繁に耳にするのですが、
警戒心が強いのか、姿はほとんど見せません。
はっきり目撃したのは、今回で3回目くらいです。
ところで、セミの数が少ないと、鳴いた際に居場所が特定され易いので、
捕食者に襲われる危険性も上がるような気がします。
数が減ってしまうことが、捕食圧の増加につながるとすると、一気に衰退しかねません。
うちの庭は木がそこそこ茂っているので、
セミにとってはかなり条件の良い住処ではないかと思うのですが、
歩いていて急に出くわすと、敷地外へ飛んで行こうとすることがあります。
一旦出ていったセミが帰ってくる可能性は低い気がするので、
庭を歩く際には気をつけねばなりません。
あと、足元もカナヘビを踏んづけないようにしないと。