年が明けてしばらくすると、ようやくスズメ食堂が賑やかになってきました。
一日に何度も団体さんが来店してくれます。
ただ、提供した食事をすぐに食べ尽くす訳ではなく、奥ゆかしく少しずつ食べているので、
まだ自然界隈にも恵みが残っているのかもしれません。
これから2月にかけては厳しい正念場になるでしょうから、こちらも頑張って支援します。
今給仕している「野鳥のまき餌」という商品には、
マイロ、オーツ、とうもろこし、あわ、きび、カナリアシードが入っています。
とうもろこしはめちゃくちゃ硬い上に、スズメには大きすぎるので、
ピンセットで一つずつ選別し、水につけて僅かばかりふやかした後、
金槌で破砕して給仕しています。
この作業がかなり大変。
その他の穀物については、大きさ的には彼らの口に入る筈なのですが、
マイロとカナリアシードは全く不人気で、食糧事情が切迫していない現在は残し気味。
小鳥の食事としては一番メジャーな”あわ”がお気に入りのようです。
あわの粒は小さいので、もっと大きい方が食べ応えがあってお腹にたまるかなと思い、
この商品を選んだのですが、お客様の嗜好には添えなくて残念。
そろそろ次の食糧を発注しなければなりませんが、
今度は無難にあわだけの商品を選ぶことにします。