藤井聡太竜王への挑戦をかけた決勝トーナメントで、4強が出揃いました。
稲葉八段、永瀬王座、羽生九段、そして伊藤匠六段です。
伊藤六段は、トーナメントの一番下から4連勝して準決勝に進出しました。
もし彼の竜王挑戦が実現したら、秋からの竜王戦七番勝負が非常に楽しみで盛り上がるでしょう。
藤井時代への挑戦者として最右翼の呼び声高い伊藤六段なので、
これから何度もタイトル戦で激突するカードになる筈です。
その伊藤六段ですが、先週のNHK杯で初解説を務めていました。
が、声が小さいぼそぼそ喋りで聞き取りが激むず。
横にいる聞き手の鈴木環那女流三段にすら届いていない場面もあり、
ほろ苦いデビュー戦となりました(笑)。
今後、意識して改善してくるのか、
はたまた解説は本業でないと割り切って打倒藤井に専心するのか、伊藤六段の今後に注目です。
Abemaで解説していた時は、そんなに気にならなかった覚えがあるので、
テレビで緊張していたのかもしれません。
Abemaと比較して、NHKでは格段に緊張する棋士が多い印象ですが、
そんなに心持ちが違うものでしょうか。