5月11日の水換えの際、90cm水槽の石の裏にヨシノボリの卵を発見しました。
石の裏に産みつけた卵を雄が守っている写真が図鑑に載っていたので、すぐにそれとわかりました。
水槽の飼育環境で産卵してくれたとなると、すごく嬉しいところなのですが、
実は今回のは「参考記録」。
5月2日にガサガサに行ったのですが、それ以前は、ヨシノボリは小柄な1匹しかいませんでした。
5月2日のガサガサで大型も含む7匹を迎えて、5月11日に卵を発見したので、
飼育環境で繁殖した訳ではなく、繁殖直前の個体を拐かしてしまったということになります。
水換えの際には、石も含めてレイアウトは一旦全て外に出してしまうので、
再びセットし直して雄に守ってもらうのは無理でしょう。
という訳で、石ごとプラケースに移して、孵化を目指してみることに。
酸素を送るためにエアポンプの泡を間接的に当てて、常に卵が揺れている状態にしました。
5月11日時点では、まだほとんど卵割が進んでいないでしょうか。↓
5月13日になると、色が黒っぽくなるものが出てきました。
無精卵か、発生が止まってしまった卵のようです。↓
5月15日、卵の中にカビが出現!
死んでしまった卵が原因でしょうか。
慌ててピンセットで取り除きます。
無事な卵の中では発生が進んでいるようで、2つの黒い点(目)が見えてきました。↓
が、5月19日になると卵全体が激しくカビに覆われてしまい、残念な結果に……。↓
死んだ卵からカビが発生するのか、カビが発生して死んでしまうのか、
結果と原因のどちらなのかがわかりませんが、引き取って孵化させるのは簡単ではないようです。