近所の水系で見られるヌマエビとスジエビ。
ヌマエビの方は、ガサガサでも抱卵個体がよく網に入りますし、
飼育下でもどんどん繁殖してくれます。
一方でスジエビの方は、これまでに抱卵しているのを一度も目撃したことがありません。
また、飼育下で長生きさせるのも難しい印象です。
現在、90cm水槽で10匹ちょっとのスジエビがウナギ君と同居しています。
彼らは、7月11日のガサガサで100匹超を掬ってきた生き残り。
ウナギ君が一時期旺盛に捕食して激減しましたが、
現在は私が給仕する食事に満足してくれているようで、スジエビの数は横ばいです。
なんとかスジエビを繁殖させて、50-60匹くらいの安定維持を目指したいのですが、
現在の10匹ちょっとでは厳しいので、もう少し涼しくなったらガサガサでリクルートしてこようと思います。
自然下でも、私の網に入るヌマエビとスジエビの比率は97:3くらいに圧倒的です。
スジエビはヌマエビを捕食してしまうので、当然といえば当然の数関係ではありますが、
ヌマエビはどんな場所でも網に入るのに対して、スジエビは限られたところにしかいません。
大きくて食べ応えのありそうなスジエビは、カワムツなんかに狙われやすいので、
隠れられる限られた条件下でしか生息できないのかもしれません。
スジエビの繁殖。
ウナギ君の飼育条件が安定してきたので、次の目標はこれです。