三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

衝撃! モズのはやにえ


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去る5月14日、この日はモズの声がしきりと部屋に聞こえてきていました。

窓外を見ると、屋根に止まって鳴いている雄モズの姿。

 

 

その後、かなり近くで大きな鳴き声が聞こえたので、再び窓外を見てみると、

今度は庭の木で雌モズが鳴いていました。

 

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この雌雄は、うちの周辺を縄張りにしている夫婦なのかもしれません。

見ている距離が違うので錯覚かもしれませんが、雌の方がかなり大柄のように感じます。

と、徐に彼女が庭の別の木に移動しました。

何をするのかなと観察していると……、木の枝に刺した何かを食べているではありませんか。

いわゆる”モズのはやにえ”という行動ですが、

これがまさか、うちの庭で営まれていて、しかも窓から観察できるというのは興奮です。

その感激も冷めやらぬうちに、更に驚かされたのが、”はやにえ”にされていた獲物。

なんと、小鳥のように見えます。

 

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一般的に、モズのはやにえのイメージはトカゲやバッタなのですが、

先に購入した図鑑には、カワラヒワというスズメ大の小鳥をはやにえにしている写真が載っていました。

なかなかに衝撃的な写真だったのですが、まさかそれがうちの庭で繰り広げられていたとは。

 

食べている途中で獲物が下に落ちてしまい、

彼女がそれを取りに行ったように見えた後はどうなったかわからなかったのですが、

翌日、現場検証に行ってみました。

 

はやにえに使っていたのは、大きな刺がたくさんある木でした。

その刺に獲物を刺していた訳ではありませんが、ヘビとかに横取りされにくいのかもしれません。

獲物を刺していた箇所には、羽毛がたくさん残っていたので、やはり獲物は小鳥だったことがわかりました。↓

 

 

木の根本にも、羽や羽毛がたくさん散らばっています。↓

 

 

”本体”は見当たらなかったので、彼女が無事に運んでいったのでしょうか。

これらの羽の色からすると、シジュウカラだったのかもしれません。

 

昆虫やトカゲがメインだろうと思っていたモズの食生活ですが、いきなり度肝を抜かれました。

体格はスズメより少し大きいくらいですし、足も猛禽類のようにたくましいようには見えませんが、

一体どうやって狩りをしているのでしょうか。

首尾よく仕留めたとしても、獲物を持って飛ぶのも一苦労なのでは。

いつか何かを目撃できるかもしれないので、窓から楽しみに観察していきます。