今日は保有4銘柄から本決算発表がありましたが、好悪入り乱れる内容でした。
まず、芙蓉総合リース (8424)は申し分なし。
昨期期末配当を158円から185円へ後出し増配(年間343円)した上で、
今期予想も年間390円とぐんぐん伸びています。
当然、業績予想も堅調なので、安心の左団扇。
次に稲畑産業 (8098)は、後出しこそ無かったものの、今期年間配当予想は5円増の120円。
業績も増収増益予想で堅実そのものです。
オリックス (8591)も後出しは無く、今期配当予想が昨期85.6円から8.4円増の94円となっています。
ただし、配当方針が「年間85.6円か、あるいは配当性向33%のいずれか高い方」なので、
今回の数字は業績予想に基づいた「配当性向33%」が採用されています。
もし実際の業績が振るわなければ、据え置きの85.6円となってしまう可能性があるので、
現時点で、楽観的に「増配」と喜ぶ訳にはいきません。
最後に、悪材料含みの九州リースサービス (8596)。
昨期期末配当を1.5円増配して14.5円(年間25.5円)、
今期予想をその水準で据え置いて年間25.5円としています。
一方で、今期の業績予想は大幅な減収減益となっており、優待(クオカード)の廃止を併せて発表しました。
買値での配当利回りは6%半ばなので、100株保有ではありますが引き続き保有し続けます。
近年は、新規の買い付けがないままに、優待廃止をいくつも喰らってきているので、
クオカードの受け取り額がかなり減少してきました。