今日、ライオン (4912)が本決算を発表しました。
着地した昨期、そして今期予想が共に増収減益となっています。
昨期の純利益は7.7%減でしたが、今期予想は20.2%減と状況は悪化中。
コスト増の影響が深刻な様子ですが、値上げはしていないのでしょうか。
食品のように頻繁に買うものではないので、値上げは比較的やり易いような気がします。
一方で、今期の配当予想は1円増配して年26円。
当然ながら、配当性向が上昇してきているものの、
今期の26円予想でも42.3%なので、もう少し余裕はあるでしょうか。
株価は低空飛行、というか飛ばずに底を走っています。
昨年末の時点では、買値に迫らんという勢いだと思ったのですが、
年明けと共に見事に失速、いや墜落してしまい、下落トレンドからの転換は実現しませんでした。
剰余分を処分できる日はいつになることやら。