三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

ウナギ君の食生活に急展開(後)


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同居ヌマエビを急に完食してしまったウナギ君ですが、

以前、クリルを食べるかどうか試したことがありました。

結果は「完全拒否」で、匂いを嗅いだ瞬間に逃げてしまっています。

 

santekigon.hatenablog.com

 

今回、ヌマエビを食べたことで、クリルに対する嗜好も変わったかもしれないので、

改めて意向を確認してみることにしました。

 

普段は、食事時(朝)になると、私がピンセットで差し出すミミズを求めて水面まで上がってきます。

ミミズを食べる気満々のそのウナギ君に対して、クリルを差し出すのですが、

この給仕の仕方はちょっとまずいかなという気はしていました。

実際、今回もびっくりしたように顔を引っ込めて、パイプの中に帰ってしまいました。

 

そこで、もう少しアプローチを慎重に行うことに。

戻ったパイプから少し顔を覗かせているウナギ君に、もう一度クリルをそっと差し出してみます。

少し落ち着いたようで、匂いを嗅いで正体を確認している様子。

それでも口に入れてはくれなかったので、パイプの入り口に置いておいたところ、

しばらくして恐る恐るといった感じで食べてくれました。

これでようやく、クリルが食べ物だと認識したようで、

ミミズの時のような勢いではないものの、ゆっくり咥えて飲み込んではくれるように。

 

その後、毎日給仕していったところ、今ではミミズと同じような勢いで食べてくれますが、

クリル食に目覚めてくれたのは非常に大きいです。

ミミズと一緒に食べると、栄養バランスが格段に良くなりそうなのに加えて、

クリルに置き換えた分、ミミズの量を減らせるので、ミミズ供給への圧力が軽減されます。

 

ガサガサで獲ってくるエビをまた90cm水槽へ入れる予定ですが、

彼らに対するクリル色の影響については、どちらに転ぶ可能性もありそうです。

クリルによって甲殻類食欲が満たされ、活エビたちには食指を伸ばさないか、

あるいは、甲殻類食欲が刺激されて食べてしまうか。

できれば、全滅しない程度に捕食を抑えてくれるとありがたいのですが、

全ては、ウナギ君の胸先三寸。