90cm水槽のウナギ君は、ミミズをばくばく食べて順調に成長しています。
あまりの健啖ぶりに、ミミズ狩りへ繰り出す間隔がとみに短くなっているこの頃。
現在は、食事時の朝7時に私の姿を認めると、
住処(4cmの塩ビパイプ)から出てきて、水面まで泳いできます。
その姿を見ていて、クリルを差し出したら食べるのではないかと思いつきました。
クリルは匂いが強いですし、大きさもウナギ君の口にぴったりです。
在庫もたっぷりあるので、もし食べてくれてミミズと併用できれば、栄養的にもバランスが良さそうですし。
早速、水面に上がってきたウナギ君にピンセットでクリルを差し出したところ、
触覚をつけて匂いを確認した次の瞬間、すごい勢いで水底に引き返し、やがて砂利に潜ってしまいました。
「そんなに?」と呆れるレベルの拒絶っぷりです。
ネットで見ても、飼育ウナギは個体ごとに偏食がかなり激しいようです。
うちのウナギ君も、同居するヌマエビには見向きもせず、ひたすらミミズだけを摂食中。
自然下ではそんな贅沢を言っている余裕はないと思いますが、
上げ膳で毎日目の前に食事がサーブされる飼育状況下では、好き嫌いを主張するようになってしまうようです。
飼育されるストレスに起因しているかもしれませんので、
せめてもの罪滅ぼしとして、大好きなミミズを継続的に安定提供できるように、
頑張ってミミズを狩り続けねばなりません。