毎夕方に、植木鉢とミミズ山へたっぷり水をやっていますが、
この作業が面倒だと感じることは全くなく、むしろ大好きです。
カラカラに乾いて白くなった土に水をかけて、潤った黒土に変わる様子が心地よくてたまりません。
落ち葉混じりの赤土だったのが、ポロポロにほぐれた黒土になるという長期的な変化も格別です。
これだけ手間をかけているのですが、先日はミミズ山から出てきたミミズが、傍で干からびていました……。
この時期、アスファルトの上では頻繁に目撃する光景ですが、
お世話している自宅のミミズ山で起きてみると虚しくなります。
ただ、あれだけ大量のミミズを投入しているのにもかかわらず、干物になったのはこれが初めてくらいのものなので、
おそらくはミミズ山の環境が悪いのではなく、何かの拍子にうっかり地上に出て迷走してしまったのでしょう。
現在、庭で抜いた雑草を山積みにして乾燥させていますし、秋には近所で大量の落ち葉が出ます。
これらを代謝してもらうために、彼らを精力的に連れてきているので、存分に働いてもらねばなりません。
側溝で暮らしているミミズの場合、場所によっては長期的な生存は困難なので、
そこからせっせと救い出して庭に連れてきている私は、
彼らにとってオスカー・シンドラーみたいな存在と言えなくもない?
もっとも、そのうちの不幸な一部は、カワムツ君達の御馳走になっていますが……。