少し前に、90cm水槽のウナギ君にミミズを与えた際、
飲み込みそこなって逃亡したのを見失ってしまったことがありました。
その1週間後、水換え時に砂利を掃除していると、逃亡したのと同じくらいのミミズが出てきました。
しかも、元気に生きているではありませんか。
状況的に、逃亡ミミズが水底で1週間も生きながらえていたという可能性しかありませんが、これはびっくりです。
水深があるので、泳げないミミズが水面で息継ぎをできたとは思えません。
エアレーションをしている水槽ですが、水を介した皮膚呼吸ができるのでしょうか。
以前、ペットボトルの罠を小川に仕掛けた際に、
一晩経って引き上げてみると、餌のミミズが生きていてびっくりしたことがありました。
この時は、ペットボトルの中に気泡が入っていたのかと解釈しましたが、
どうやらミミズは水中でも何らかの呼吸ができるようです。
維持繁殖もなかなか難しい奥深い生き物ですが、環境には欠かせない重要な存在です。
最近は、ミミズ狩りで捕まえてきた成果は全てウナギ君の血肉になっていますが、
庭のミミズ山を掘り返して攪拌すると、今でもそこそこ姿を見ることができます。
陽はよく当たっているものの、毎日水をかけ、たまに掘り返し、
季節には落ち葉を埋めているので、安定して定着してくれているといいのですが。