ついに来ました。
日経平均、TOPIX共にチャートが完全に崩れてしまったので、
さすがにしばらくは厳しい荒天模様になるでしょうか。
悲惨な状況下にあるダブルインバースが騰がり(もちろんまだまだ余裕で含み損)、
しかも、ポートフォリオの下げ幅はマイナス1.84%で、
日経平均のマイナス3.72%、TOPIXのマイナス3.10%よりも随分マシだったので、気分の悪くない引け後です。
とは言え、真っ青な個別銘柄の数字をじっくり見る気にはなれないので、
どの銘柄がこれに貢献してくれたのかはわかりません。
……と書こうとしたのですが、ひとつだけ煌々と赤い銘柄がありました。
しかもプラス2.49%と、ド派手な逆行高で。
それは、今日が第2四半期決算発表だった超主力銘柄であるリコーリース (8566)です。
月次業績などの印象で、決算の数字は絶対悪いものだという刷り込みがありましたが、
14時に発表した内容は、微増収微増益の通期見通しに対する進捗を始め、さほど悪いものではありませんでした。
意外と持ち直してきているのかもしれません。
発表直後は、この地合に紛れて反応はよくわからなかったのですが、
何故か、30分後の14時半になって突然噴火したので吃驚です。
何もなければマイナス8万円くらいだったところ、逆にプラス8万円だったので、
都合16万円くらいポートフォリオを押し上げてくれたことになります。
まあこの噴火による上げは一時的なものかもしれませんが、ひとまずは無難に今期の折り返しを通過してくれてよかったです。
実は、リコーリースの噴火前の時点でもポートフォリオの下げ幅は指数よりも随分小さかったので、
影の功労者が別にいる筈なのですが、その正体はわからずじまいになりそうです。
昨日、ティア (2485)に800円で買い注文を出すと書きましたが、
今朝のニューヨークの数字を見てさすがに思いとどまり、松井証券の10万円枠はダブルインバースの損切りに充てました。
まぎれもない損切りなので、どんどん確定損失が増えていきますが、
買付余力も増えていくので、精神的な安定は意外と保てています。
ティアのチャートは綺麗な下降トレンドの継続となりましたので、もう少し買い場を探ろうかと。
昨日の竜王戦第2局は、羽生竜王が駒損で細い攻めを見事につなぎ、そのまま押し切りました。
広瀬八段に全く良いところを出させない、見事なシリーズ序盤です。
昨年の対渡辺竜王シリーズもそうでしたが、たとえ星の差がついたとしても、一旦流れが変わるとあっという間なので、
このまま圧倒して防衛というパターンにするしかありません。
次の第3局は先手番なので、3連勝で王手あるのみです。