名古屋での第5局に続いて、今週の火曜日と水曜日に山形で行われた第6局も佐藤天彦名人に敗れ、
羽生竜王の名人奪取、そしてタイトル100期達成はなりませんでした。
奥様のツイッターでは、その様子が少し語られていましたが、
応援しているだけの気楽なファンには窺い知れない、相当多忙な毎日のようです。
タイトル100期については、対豊島八段で現在1勝1敗の棋聖戦と、
これから挑戦者決定の決勝トーナメントが始まる今秋の竜王戦の2つが当面のチャンスになります。
その他の棋戦で、これから改めて挑戦者になるというのは、さすがの羽生竜王でも容易では無いでしょうし……。
無責任なファンの寝言を言わせて頂くと、
竜王戦の決勝トーナメントを藤井七段が勝ち抜いて挑戦者になり、
初のタイトル戦での対決となる竜王戦で、激闘の末に防衛を決めてタイトル100期達成、というのが劇的です。
その場合は、2008年の当時渡辺竜王とのシリーズを超える語り草の伝説になるかもしれません。