三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

すかいらーくは大丈夫か

今日は、久しぶりにどきっとするレベルの急落に。

ポートフォリオでは、決算発表後2日目を迎えたチャーム・ケア・コーポレーション (6062)が逆行高したこともあって、

指数ほどは下げずに済みました。

この下落で相場の流れが変わったという訳ではなさそうですが、

なんなら日経平均があと1,000円くらい下がっても大歓迎です。

そこまでいけば、ダブルインバースも利益確定できて、いろいろとお買い得株価になりそう。

 

決算発表は3銘柄。

ビーアールホールディングス (1726)は、昨年がぼろぼろだったので前年同期比だと劇的な回復ぶり。

通期予想に対する進捗率は第1四半期で24%ですが、

確かこの銘柄は売り上げが第4四半期に偏っていた気がしますので、順調だと思います。

 

日本マクドナルドホールディングス (2702)は勢いが持続しています。

通期業績を上方修正しましたが、いくら業績が良くても増配は無さそうですので、

含み益の数字で癒されることで良しとしましょう。

 

すかいらーく (3197)はどうなんでしょうか。

第2四半期時点で増益率はごくわずか、進捗率は40%です。

また、値上げを発表したとか。

値上げを増収要因として折り込んでいるようですが、デフレの主体のひとつである外食産業にとっては、

必ずしも見込み通りにいくとは限らない気がします。

ちょっと風向きが怪しくなってきた気がしますので、更に腰が引けてきました。

うまい具合に売り抜けられるといいのですが。

近鉄エクスプレスの第1四半期決算発表

今日は、優秀な優待株でお気に入りの近鉄エクスプレス (9375)の第1四半期決算発表でした。

予想の修正などはありませんでしたが、

通期予想に対して、この第1四半期の進捗率が0.66%!

昨期を見ても、第1四半期は低調なのが常のようですが、それにしてもという気がしないでもありません。

この銘柄は、良くも悪くも決算発表後の反応が極端で、これまでにも翻弄されてきました。

さて、明日の株価はどうなるか。

 

もう一つ、アドバンスクリエイト (8798)は第3四半期決算で、進捗率は約70%。

可も不可も無くといった感じでしょうか。

 

昨日のポートフォリオは気味が悪いくらいの上昇だったので、その反動と言ってしまえばそれまでなのですが、

今日は個別でも下落が目立ち、全体でも日経平均が200円くらいマイナスといった雰囲気です。

 

日本マクドナルドホールディングス (2702)やリコーリース (8566)などは、

14時くらいから心臓に悪い急降下となりました。

何か材料があったのかと見紛うレベルです。

リコーリースは、まさか昨日の騰げ以上に下がってしまうとは……。

 

最近は、値動きの穏やかな指数とは対照的に、個別株は波立ってきた印象があります。

個々については決算発表で上へ下へ動き、全体ではそれが相殺されているのかもしれません。

あるいは、嵐の前兆かも。

 

1日遅れで甲子園が始まりましたが、金曜日の横浜対秀岳館はすごいカードになりました。

「ラスボス」レベルのごりごりの私立校が、消耗していない初戦で潰し合い。

どちらを応援するというのではなく、その結果に純粋に興味が湧きます。

全国から特待生を集めて、プロ級の環境で練習をしている私学に関しては、賛否両論あります。

私はそういった高校に関してはアンチ目線で観ていますが、

そういう「悪役」が居ないと大会が盛り上がらないのは明らかなので、賛か否かと問われると複雑です。

チャーム・ケア・コーポレーションの本決算発表

今日は、チャーム・ケア・コーポレーション (6062)から本決算発表がありました。

 

予め7月18日に上方修正が発表されていましたので、昨期業績に関してはもう織り込み済みです。

注目の今期予想ですが、売上高は昨期の19.5%増に対して28.1%増となっています。

一方で、同126.4%増だった当期純利益は11.9%増と目減りしていますが、

昨期の数字については、その更に前の期の設備投資分のせいで分母が小さくなっています。

今期、ここからまた上方修正をかけてくれれば、勢いは続くでしょう(希望)。

そして、配当は昨期の7.5円から10円へ増配となりました。

意外と着実に増配してくれているのが嬉しいです。

元々が100株分からのスタートなので実入りは少ないですが、買値での配当利回りが3%を超えてきました。

 

今日は、全体的には堅調な値動きでしたが、個別に見るとかなり荒々しい感じでした。

 

レイティング変更のリリースがまたあったようで、

サカイ引越センター (9039)が寄り付きから怒涛の右肩上がりでプラス6.95%でした。

完全に高値を抜いてきましたので、更に上値を追ってくれそうなチャートです。

 

リコーリース (8566)も高値を明確に抜きました。

ついこの間は、3,500円前後でのボックスチャートで十分と思っていたのですが、こうなってくると欲が出てきます。

ただ、これ以上に上を目指すのはさすがにやりすぎな気がしますので、

4,000円前後での安定飛行を希望して見守りたいと思います。

 

あと目を引いたのは、全国保証 (7164)。

先週金曜日の引け後に第1四半期の決算発表を行ったのですが、内容は無難なものでした。

それを受けて今日。

大台の5,000円を超える事実上の上場来高値で寄り付いたのですが、

そこからは何故か真っ逆さまで、結局壮絶な寄り天のマイナス4.00%となってしまいました。

高安の値幅は380円で、終値の8%以上に当たります。

まるでマザーズ銘柄みたいな値動きですが、

ぎりぎり5,000円を超えてしまったことで、大量の利益確定注文が機械的に入ってきたのでしょうか。

だとすれば、これで5,000円付近の地雷は軽減したでしょうから、次はあっさりと抜いてくれるでしょう。

 

今日の日経新聞に、ニプロ (8086)が脊髄損傷に対する再生医療を2018年にも実現するという記事が出ていました。

 

患者の骨髄から採取して増やした幹細胞を体内に戻す治療だそうですが、

ビジネスとしての「再生医療製品」の中身は、幹細胞の培養法を含む一連のプロトコルと技術料でしょうか。

 

脊髄損傷の場合、確か時間が経てば経つほど再生が難しくなります。

精髄損傷が発生してから、患者から幹細胞の採取と培養を始めるという作戦で間に合うのかどうか。

それを間に合わせるためのノウハウが売りなのかもしれません。

 

また、ニプロは人工透析用のダイアライザと後発医薬品に加えて、この再生医療ビジネスを収益の柱に育てる方針ということです。

脊髄損傷は国内で年間5千人ずつ発生し、20万人の患者がいるとのこと。

しかしその前に、ニプロの生産能力自体が年間100人分しかないということなので、

まとまった収益を上げるためには、まだまだハードルはたくさんありそうです。

今日の株価への影響は、さほど大きくなかったようです。

羽生三冠、永世七冠への挑戦

先日の第30期竜王戦決勝トーナメント準決勝で、

羽生三冠が稲葉八段に勝ち、挑戦者決定三番勝負への進出を決めました。

1組トーナメントでは敗れている松尾八段と対戦します。

 

羽生三冠は、今年新設された叡王戦を除く七つのタイトルのうち、

この竜王を除く6つについては、永世称号を獲得しています。

羽生ファンにとっては(もちろん御本人もだと思いますが)、

竜王位をあと1期獲得しての永世七冠達成が悲願なのです。

 

今期の竜王戦藤井聡太四段の登場により、いつも以上に耳目を集めましたが、

羽生三冠が「あの」渡辺竜王に挑戦するとなれば、ものすごい盛り上がりになるでしょう。

羽生三冠は、堂々たる横綱相撲で相手の得意戦法を受けて立つ棋風ですが、

もし竜王挑戦となった場合には、勝負にこだわった姿勢で臨むのではないかと期待します。

もちろん、ある意味勝敗を超越した求道者みたいな羽生三冠も格好良いのですが、

勝ちにこだわる人間くさい羽生三冠の姿も見てみたい気がします。

 

羽生三冠は、棋聖戦では斎藤七段を(傍目には)あっけなく退けて防衛しました。

一方で進行中の王位戦では、菅井七段に対して2連敗スタートとなっています。

秋の王座戦では中村太地六段が挑戦者に決まりました。

もし王位と王座を防衛すると、通算タイトル数がちょうど100に達します。

売り出し中の若手に胸を貸す厳しい対局が続いていて、もちろんどれも勝って欲しいのですが、

特に今回の竜王戦は特別な想いで見守っている羽生ファンが多いと思います。

 

話は変わりますが、正々堂々とした横綱相撲で若手に胸を貸す羽生三冠の姿勢は、

立ち合いで変化ばかりしながら大記録を達成した某横綱に是非見習って欲しいものです。

 

勝ってもガッツポーズしたりしない。

勝負のついた相手に駄目押ししたりしない。

負けた後でもきちんと礼をする。

そして横綱は小細工などせず、正々堂々と相手に胸を貸す。

 

日本人に特徴的な謙虚で慎み深い立ち振る舞いですが、土俵上ではないがしろにされている気がします。

オリックスから優待到着

7月30日に、オリックス (8591)から優待の「松浦港の海鮮丼ぶりセット」が届きました。

昨年と同じ品を選択しましたが、到着した日も全く同じでした。

 

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早速頂きましたが、私の大好きな白飯によく合う抜群の美味しさです。

まずアジを賞味しましたが、一袋分で白飯2合分くらいをぺろりと食べてしまいます。

白飯好きの私にとっては、一般的な食事の白飯とおかずの量比が全く合いません。

白飯が全く足らず、5-6倍は欲しいところです。

一般的な人の場合だと、この海鮮丼は上品なお茶碗に軽くよそったくらいの白飯と一緒に食べるのでしょうか。

 

これで、3月に取った優待が全て届いたことになりました。

4月、5月の銘柄は持っていませんので、次は6月銘柄が届く9月末になります。

日本マクドナルドホールディングス (2702)が楽しみです。

全国保証が第1四半期決算発表

今日は、全国保証 (7164)から第1四半期決算発表がありました。

 

前年同期比で純利益が25.1%増と文句ないのですが、

通期予想に対する進捗率が18%と低いのが気になりました。

調べてみると、どうやら売上は第4四半期に偏るようで、他期と比べて例年は3倍くらいになっています。

だとすると今期18%ということは、単純計算で通期は108%になるので順調な滑り出しです。

安心しました。

 

指数は下がりましたが、ポートフォリオは何故かプラス0.37%でした。

原油ETFがかなり下落しているのにも関わらず、なので狐につままれたような感じです。

目立つ寄与は、リコーリース (8566)のプラス2.33%くらいでした。

東証1部でも値上がり銘柄の方が多かったようなので、指数が偏っていたのかもしれません。

 

派手な動きではありませんが、

昨日爆騰したJCU (4975)が、マイナスではあるものの高値で踏みとどまったことや、

三井物産 (8031)が決算発表後の上昇トレンドを維持しているのは大きな好材料です。

同じく決算発表後に動意付いていたオリックス (8591)は、高値を保てるかどうか微妙なラインの値動きになりました。

 

最近一番気になっているのは、すかいらーく (3197)です。

6月の優待権利確定を通過して1ヶ月以上経ちますが、株価は一向に上昇する兆しが見えません。

次回、12月の優待を出すまでは改悪はないと思いますので(逆にそれ以降は十分恐れがある)、

12月の権利確定前になるべく値幅を取って利益確定したいのですが、

この調子だと、雀の涙ほどの売却益で撤退しなければいけなくなります。

最悪の展開は、あまりに含み益が少ないので売却の決心が鈍り、

12月も持ち越してしまったあとで優待改悪を喰らって一気に含み損へ、というもの。

現在の株価水準で、もう一度売り出しが来てしまったら、

12月の権利確定前に含み損というどうしようもない状況に陥る悪夢もあり得るかもしれません。

 

他の銘柄が堅調なので、余計に目立つのかもしれませんが、

近いうちに売却することを決めている銘柄はすかいらーくだけなので、

その値動きは、しばらく気にかけていくことになりそうです。

「地面師」

昨日発表された、積水ハウス (1928)が被害を受けた詐欺事件ですが、

「地面師」と呼ばれる詐欺グループによるものだという記事が出ています。

被害金額はともかく、積水ハウスはあくまで被害者なので、

株価に対してマイナス要因にはならないのではと思ったのですが、

詐欺に引っかかったことで信用を無くすといった副作用の可能性はあるかもしれません。

記事を読んでも詐欺の内容は理解できませんが、被害者に同情する気になれないようなレベルの失態なのでしょうか。

今日の株価はマイナス1.12%でしたが、特段の材料が無くてもこれくらい下がることはありますので、

詐欺事件の影響そのものはよくわかりません。

 

今日は、サカイ引越センター (9039)がマイナス4.21%と調整したのですが、

昨日の決算発表を受けたJCU (4975)が、プラス10.27%と期待以上の爆騰でしたので、

うまいこと相殺できて、お釣りまで来ました。

JCUはこれで年初来高値を更新し、1年以上続いている上昇トレンドを維持しています。

 

日本マクドナルドホールディングス (2702)も、年初来高値更新です。

まだ上値を追うのでしょうか……。

優待目当ての人は二の足を踏みそうな水準ですし、この株価で誰が買っているのか不思議です。

 

今日は2銘柄の第1四半期決算発表がありました。

 

日本管財 (9728)は、通期予想の修正は無かったものの、

前年同期比でほとんど上積みが無く、通期予想に対する進捗率も19.6%だったためか、

14時の発表直後から下落して、結局マイナス2.24%でした。

ここは、堅実な安定業績が持ち味ですし、

優待目当ての個人投資家は滅多なことがないかぎり保有し続けるでしょうから、

業績発表や、それに伴う株価の変動にはあまり気を使わなくてよさそうです。

 

もう一つは三井物産 (8031)で、

前年同期比の純利益は81.1%増、通期予想に対する進捗率は34.6%でした。

今回の予想修正はありませんでしたが、この調子でいけば今後可能性はありそうです。

三菱商事は決算発表後に派手に騰がっていたようなので、この内容なら三井物産も……と思ったのですが、

騰がるには騰がったものの、長めの上ヒゲを引いたプラス1.07%に終わりました。

これからじわじわと騰がっていく展開を期待します。

 

新しい内閣が発足する度に、野党による薄っぺらい感想を聞かされるのはうんざりです。

もし私が野党の人間だとしたら、内閣の顔ぶれについて、いちいち感想もクソもありませんからコメントに困ります。

それでもテレビカメラとマイクを向けられれば、何か言わざるを得ない状況になるので、

野党には同情すべきなのかもしれません。

それでも、「これから対決はするが、与党としてしっかりやってくれ」くらいのエールを送る方が印象が良いでしょうに。

 

実際には、揚げ足を取ってでも与党を批判するのが野党の(唯一の)誇り高き務めだと認識していらっしゃる節がありますので、

チャンスで打順が回ってきたとばかりに、ブンブン素振りをして気合十分で打席に入っているのかもしれません。

後で自分で見て、恥ずかしくならないのかなと不思議になるくらいの、空っぽな内容ですが……。

一方で、そんな内容しか返ってこないことを承知の上で毎回マイクを向けるメディアについても、

矜持はあるんですか?と訊いてみたいところです。