三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

カワタからクオカードが到着

昨日から引き続き、JPX (8697)もニプロ (8086)も、それぞれの方向性でまだ止まりません。

JPXは2,000円をしっかり超えてきました。

 

昨日(613日)、カワタ (6292)から500円のクオカードが届きました。

3月決算保有銘柄の株主総会案内としてはしんがりのような気がしますが、

それに優待が同封されているという少数派です。

株主総会前に配当が振り込まれる銘柄もありますが、

他の多くの企業のように、配当について株主総会に諮ることは必須ではないのでしょうか。

株主側からしますと、受け取りが早いに越したことはないのでありがたいです。

今週は、リコーリース (8566)と全国保証 (7164)のクオカードも届く見込みです。

 

どうも日経平均2万円弱付近から強い引力が働いているみたいですが、

ボリンジャーバンドもだいぶすぼまってきました。

大方の人が考えている通りであれば、ここから1,000円から2,000円くらい上を目指していくことになる訳ですが……。

確かに、日経平均がろくに下がっていないのに、騰落レシオはあっさり平熱に戻っています。

一方で、昨年10-11月あたりから続いているぬるま湯のような相場が更に続いていくなんて、

話がうますぎる気がしてなりません。

真っ赤なポートフォリオに慣れてしまっている頭に、

去年の2月11日、6月24日、11月9日の惨状を時々見せて戒めにしています。

積水ハウス、2,000円へ(願望)

積水ハウス (1928)は、昨日の長い上ひげをほぼ包み込むような陽線になりました。

決算発表に対する好反応は一過的かと危ぶんでいましたが、

もしかしたら、中長期的に上値を追うような展開になってくれるかも。と淡い期待。

 

JPX (8697)のチャートを見てみると、かなりすごい右肩上がりになっていました。

5月22日から陽線7本、陰線1本を挟んで更に陽線9本と、一本調子で着実に上がっています。

何かプラス材料がある訳ではなさそうですが、長期保有条件が免除になる今年9月の権利に向けて、

その前の押し目到来を悲観した個人投資家が着々と買い始めているのかもしれません。

私は昨年6月に1,130円というかなりお得な水準で買うことができましたので、ずっと握り締めています。

立場上、優待を廃止することは無いと思いますし、現状では買値での配当利回りも4%を超えていますので、

どれだけ含み益が膨らんでも、利益確定欲は湧かずに済んでいます。

 

対照的に、ニプロ (8086)は元気がありません。

今月末には優待のギフトカード10,000円が届く予定なのですが、株価の方はさっぱりです。

T字ローソクを一つ挟んで陰線7本が並んでいます。

 

昨日、値上がり率ランキングで久しぶりに目に入ってきたのが、イーブックイニシアティブジャパン (3658)です。

無配に耐えた長年の塩漬けを経て、3月30日に3万円の売却益と共に旅立ってくれた波乱万丈の銘柄でした。

昨日は大幅上昇とのことだったので、てっきり3月の売値よりはるか上に飛んでいるのかと思いましたが、

意外にも昨日の高値でさえ、3月の売値からは20%も下落していました。

チャートを見てみると、ここ3年間でのほぼ天井で売ったことになっています。

早売りでほぞを噛むのが初級者投資家鉄板のあるあるですが、まれにはこんなこともあるようです。

もしこれを売り損なっていたら精神的なダメージは大きいですし、

こういう経験が、また更に早売りとやれやれ売りへと私をけしかけることになるのでしょう。

 

尚、ほぼ同じタイミングである4月5日に売ったオカダアイヨン (6294)は、その水準が見事な底で、

今日の終値だと売値よりも32%(!)も上昇しているのは見なかったことにします。

積水ハウス、海外事業が堅調

先週金曜日に決算発表を行った積水ハウス (1928)は、素直に好感してプラス2.53%となりました。

米豪中での海外事業での売上が前年同期比3倍になっているのが目を引きます。

それでも営業利益全体に占める割合は6.3%なので、まだまだ微々たるものですが、

これが柱の一つになるくらいに成長して欲しいところ。

一方で実際にそうなった場合には、為替差損が云々という問題も出てきそうではありますが、

やはり「住宅事業を国内でだけ」でというのは、いくらなんでも将来性が心許ないです。

 

金曜日にはもう一つ、MBKP III Limitedというファンドが、

コメダホールディングス (3543)の株式を大量に売り出すというリリースがありました。

先日のすかいらーく (3197)と同じようなケースでしょうか。

今日はマイナス4.86%となりましたが、寄り底からやや盛り返して陽線となりましたので、

以外と底堅く推移してくれるかもしれません。

どうせ下がるのであれば、ナンピンできる水準にまで行ってくれないと実需がありませんが、

そこまでは行かないで済みそうです。

 

明後日はリコーリース (8566)の株主総会なので、今週中にはクオカード4,000円が届くと思います。

先人の皆さんのブログによると、額面4,000円のクオカード1枚ではなく、2,000円のが2枚送られてくるそうです。

また、デザインは会社独自のものではなく、デフォルトで選べる無難な花柄になっています。

IRに積極的な同社にしては意外な感じがするのですが、

2枚に分割していることも含めて、何か意図があるのかどうか、機会があったら訊いてみたいです。

やもり君が頻出

最近は嬉しいことに、ベランダで結構頻繁にやもり君の姿を見かけます。

先日は、水をやろうとしたニラの植木鉢の縁に佇んでいて、危うく大量の水を浴びせてしまいそうになりました。

彼らは水が苦手そうですので、こちらの方が気をつけてあげないといけません。

 

夜行性なので必然ではありますが、先日に続いてフラッシュを焚いての撮影。

やはりストレスをかけてしまったようで、体勢を低くして警戒し、植木鉢の壁にぴったりと張り付いていました。

 

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部屋にはホウ酸団子などは置いていないにも関わらず、ほとんどゴキブリを見かけないのですが、

それも彼らの貢献があってのことなのかも。

もちろん成虫のゴキブリは相手にできないと思いますが、幼虫ならば格好のサイズです。

 

一度、大きさの違う2匹を同時に見かけたことがあるので、彼「ら」であることは判明しています。

「やもり=家守」という由来もありますし、仲良く付き合っていきたい友人達です。

 

6年前には、ベランダに何故かカマキリの子供が何匹か住み着いていたことがありましたが、

残念ながら育っていく様子は見守れず、途中で居なくなってしまいました。

環境に不満があって出て行ったのか、

それとも、他の訪問者(ハチや鳥)の肥やし(!)になってしまったのか……。

そもそも、どうやってうちのベランダにやってきたのかが不思議なのですが(複数匹だったので特に)、

翌年以降はぱったりと見かけなくなってしまいました。

どんぐりの木もそうですが、カマキリも幼い頃に交流があって(向こうは迫害だと思っていたかもしれませんが)、

古き良き時代を思い出させてくれる旧友です。

 

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趣味は探すものではない

どうやら、チンギスハーンを始めとしたモンゴル帝国の歴史にはまってしまいそうです。

三国志にのめり込んだ小学生時代の感情と興奮を彷彿とさせます。

もちろん当時とは異なる要因もあります。

モンゴル帝国の人名はカタカナなので、漢字だった三国志の時より格段に覚えにくいです。

更に、こちらの方が重大な影響を及ぼすのですが、

遥か30年の時を経た頭は、悲しい哉、新しい情報を刻み込む能力が著しく低下しています。

後者については、三国志を読んでいた小学生高学年というと、人生の中でも一番脳が活性化している時期ですから、

それと今の自分を比べるのは野暮というべきかもしれませんが。

 

まだ現時点では、横山漫画の「チンギスハーン」とウィキペディアを読んだくらいですが、

井上靖の「蒼き狼」や、もっと硬派なところでは岩波新書の「元朝秘史」など、

どんどん知識を仕入れたいと夢は広がります。

 

「趣味を探す」という文言を見かけることがありますが、

性格の悪い私は、

「探さないと趣味が見つからないような人生って、充実していると言えますか?」

と訊きたくなります。

私にとって、趣味は人生で一番大切な生き甲斐であって、これ無しでは生きている意味がありません。

また、趣味は探すものではなく、目の前に次々と現れてくるものです。

意識をしている訳ではありませんが、自然に目の前に現れてくれるということは、

それ相応のアンテナを張って生活しているからだと思います。

 

あれだけのめり込んでいたプロ野球熱は数年前に消え去ってしまいましたが、

それと前後して、将棋熱が20年振りくらいに復活し、株式投資にも目覚めました。

うまいことできているなとも思いますが、あるものに振り向けていた情熱が冷めた際には、

そのエネルギーが無意識のうちに他へ向かって、

潜在的に補欠の地位にあった候補が自然と浮上してくるのかもしれません。

 

私の人生にとって、仕事は何の意義も重みもありません。

大好きな趣味だけに貴重な時間を費やせる生活というのが、人生の最終目的であり、

そこに向かって進んでいきたいと思っています。

積水ハウスの第1四半期決算発表

今日は、積水ハウス (1928)の第1四半期決算発表がありました。

 

事前の見通し通り、増収増益で順調な滑り出しに見えます。

株価への反応は、市場の受け止め次第で全く予想できませんので、月曜日の寄り付きが怖楽しみです。

最近は株価2,000円から遠ざかって久しいですので、是非2,000円台での安定した値動きを。

 

今日は東証1部全体でも値下がり銘柄の方がやや多かったですが、ポートフォリオも冴えませんでした。

日経平均が騰がっているのに、持ち株がマイナスだとなかなか気分が悪いです。

今週は特に個別株がいまいちで、2%ちょっと下がりました。

 

ニプロ (8086)は、1ヶ月前のニプロショック時の下値を明確に底抜けてしまいましたので、

更にもう一段下を覚悟した方が良さそうです。

200日線がやや上向きで1,400円くらいのところにありますが、

このあたりで踏みとどまってくれるかどうか。

 

梅雨入りは憂鬱ですが、あともう少しで届くささやかな優待たちを心待ちにしています。

この夏は、アメリカ人にどんどん長距離ドライブに行って欲しい

今日は、ポートフォリオ銘柄の80%がマイナスでしたが、

株価に関しては、しばらくこの水準でふらふらする感じでもいいです。

日経平均が2万円を超えた水準でダブルインバースを買い込むのみ。

 

東京マーケットワイドで、近鉄エクスプレス (9375)が年初来高値を更新しているのを知ってびっくりしました。

ここのところ度々暴落しているイメージが強かったので、年初来高値という連想とは無縁でした。

とはいえ、今日は後場に強烈な下げを喰らってマイナス引けでしたが。

この銘柄は、説明できない何かしらの好感度があって気に入っています。

1年以上保有すれば、優待でクオカード2,000円を年2回もらえますが、配当利回りは買値でも2%に届きません。

なんで気に入っているのか、自分でも不思議なのですが、どれだけ値上がりしても売らずに保有し続ける予定です。

私の個別銘柄投資は、利益を得るという実需以外にも、

お気に入りの銘柄をポートフォリオに並べて眺めて楽しむという収集趣味も兼ねていますので、

理屈や利害では説明できない好き嫌いの感情も、結構重要な判断材料になっています。

とは言っても、やはり大きく含み益になっている銘柄に情が移り易いという現金な面は否めません。

 

株価はまあ順調と言える一方で、プラチナと原油というコモディティ価格が全く冴えないのは頭が痛いです。

原油ETFは下値を切り下げつつ、今年1月からのほれぼれする下落トレンドを見事に維持しています。

ETFと投信専用にしている松井証券の方で買い直したい気がふつふつと湧いてきますが、

これは駄目な衝動なんだろうなあという冷静な心の声もまだ聞こえており、拙速な行動には及んでいません。

今年中には、すでに個別株で確定している20万円の売却益と相殺できる分だけ損切りするつもりなのですが、

あまりにも株価が低迷し続けると、損切りを実施するかどうかも含めて悩んでしまいそうです。

今年も、はや折り返し点ですが、はたして後半で巻き返しがあるのかどうか。

 

プラチナは、金に対する劣後がひどくて情けなくなります。

金は上昇基調なのに、プラチナは横ばいか下降気味で、差が全く縮まりません。

8年前に地金を購入する際、金色よりも銀色が好きなのでプラチナにしたのですが、

今のところ、完全に裏目に出ている状況です。

プラチナの方は、向こう5-6年のうちに売却したいという方針なので、

ある程度は腰を据えて日和を待てるのですが……。

現在は約3,500円/gですが、目標は5,000円/gなので、40%以上の値上がりが必要です。

5年であれば大きなトレンド転換も起こり得ますので、びくびくしながら待とうと思います。