どうやら、チンギスハーンを始めとしたモンゴル帝国の歴史にはまってしまいそうです。
三国志にのめり込んだ小学生時代の感情と興奮を彷彿とさせます。
もちろん当時とは異なる要因もあります。
モンゴル帝国の人名はカタカナなので、漢字だった三国志の時より格段に覚えにくいです。
更に、こちらの方が重大な影響を及ぼすのですが、
遥か30年の時を経た頭は、悲しい哉、新しい情報を刻み込む能力が著しく低下しています。
後者については、三国志を読んでいた小学生高学年というと、人生の中でも一番脳が活性化している時期ですから、
それと今の自分を比べるのは野暮というべきかもしれませんが。
まだ現時点では、横山漫画の「チンギスハーン」とウィキペディアを読んだくらいですが、
井上靖の「蒼き狼」や、もっと硬派なところでは岩波新書の「元朝秘史」など、
どんどん知識を仕入れたいと夢は広がります。
「趣味を探す」という文言を見かけることがありますが、
性格の悪い私は、
「探さないと趣味が見つからないような人生って、充実していると言えますか?」
と訊きたくなります。
私にとって、趣味は人生で一番大切な生き甲斐であって、これ無しでは生きている意味がありません。
また、趣味は探すものではなく、目の前に次々と現れてくるものです。
意識をしている訳ではありませんが、自然に目の前に現れてくれるということは、
それ相応のアンテナを張って生活しているからだと思います。
あれだけのめり込んでいたプロ野球熱は数年前に消え去ってしまいましたが、
それと前後して、将棋熱が20年振りくらいに復活し、株式投資にも目覚めました。
うまいことできているなとも思いますが、あるものに振り向けていた情熱が冷めた際には、
そのエネルギーが無意識のうちに他へ向かって、
潜在的に補欠の地位にあった候補が自然と浮上してくるのかもしれません。
私の人生にとって、仕事は何の意義も重みもありません。
大好きな趣味だけに貴重な時間を費やせる生活というのが、人生の最終目的であり、
そこに向かって進んでいきたいと思っています。