昨日付のネットニュースで、
「新NISAがきっかけで株主優待に復権の兆し」という記事がありました。
ここ3年は優待の新設より廃止の数が上回っていたのに対して、
2023年上半期はほぼ拮抗しているとのこと。
私のポートフォリオでいうと、今年になって廃止の流れが加速しているので、
「ほんまかいな」と思ってしまいますが……。
クオカードのように、企業にとって付加価値が無い上に費用が嵩む優待が衰退しているだけなのかもしれません。
ところで、仮に株主優待に復権の兆しがあるのだとしても、その理由を新NISAに求めるのは眉唾です。
優待に関しては、新NISAによる直接的な恩恵はありません。
新NISAについては、
投資最上級者の雲上人は利用せず(彼らにとっては利用枠が”はした金”なので)、
投資上級者は株価が何倍にもなりそうな投機銘柄を買い、
投資一般人は高配当銘柄かインデックスを買い、
投資に興味ない人は知らないまま。
というイメージなので、
優待銘柄を買い付ける需要はどこにも無いと思います。