先週の金曜日に、ベネッセホールディングス (9783)と、
ビーアールホールディングス (1726)から優待廃止の発表がありました。
ここ2週間で4銘柄目という凄まじいラッシュです。
50銘柄そこそこしか保有していないのに、この被弾数。
いよいよやばくなってきました。
この銘柄は大丈夫と言い切るのは難しくなっています。
JPX (8697)ですら廃止してしまったくらいなので、
今現在、絶対に廃止しないと言い切れるのは証券会社くらいでしょうか。
乞食さんからのお布施を煽っている手前、自分達が廃止する訳にはいかないでしょうから、
”株主優待”という制度が終焉する一歩手前でギブアップするまでは、やめる訳にはいかないでしょう。
今回のベネッセホールディングスの場合は、
MBOなる買収によって上場廃止になるというおまけがついています。
リリースを読んだ時には、第三者によって買収されるような印象だったのですが、
経営陣が買い集めて株式公開をやめるのが目的だそうです。
私の買値は2,000円で、現在は含み損なのですが、
MBOの買い付け価格は2,600円なので、痛手を追わずに最期を迎えられるのは不幸中の幸い。
しかし、年2回のカタログギフト優待を失うのは痛すぎます。
MBOに応じるのは面倒なので、早めに2,500円後半で売ってしまいたいところ。
その利益と、ついでに松井証券口座の配当分は、
ティア (2485)、ライオン (4912)あたりの損切りで相殺して税金を取り戻します。
「新NISA開始と前後して、株主優待制度は急激に衰退して姿を消した」
と、のちのち語られることになるのかもしれません。