三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

苦戦の末、確定申告完了


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先日、IDとパスワードを使って、初めて在宅のまま確定申告を行いました。

書類の作成については、もう何年もやってきたので、ぱぱっと完了するかなと思っていたのですが、

実際は相当苦戦を強いられ、ギブアップ寸前にまで追い込まれる羽目になりました。

 

昨年までは、売却損があったので申告分離課税で申告していたのですが、今年から初めて総合課税に。

配当控除の恩恵を享受する訳ですが、その際の肝となる「住民税では申告不要」とする手続きが強敵でした。

 

「住民税・事業税に関する事項の入力」という画面において、

件の住民税申告不要に関する質問があると案内されていたのですが、

どこを探してもそれがありません。

 

それまでの入力をどこか間違えたせいで質問が表示されていないのかと思い、

何度も見直しましたがわかりません。

配当益はちゃんと総合課税になっているものの、

売却益が何故か申告分離課税とされていたのが気になったのですが、

どうしても修正することができませんでした。

完全に行き詰まり、試行錯誤で時間を相当費やしてしまったのですが、最終的に意外な出口が待っていました。

 

全然関係ないと思われる「非上場株式の少額配当等の金額がありますか?」という質問の答えを選択すると、

その下に件の質問が現れたのです。

何故こんな隠しコマンド的な構造になっているのか、理解に苦しみますが、

税を取り立てる側からすれば、次回っきりで廃止するような不利な制度なので、

わざとわかりにくくしているのかもしれません。

 

何はともあれ、苦労して出てきた還付金額を見ると、

配当益の分だけでなく、何故か売却益の分の所得税も含まれていました。

「配当控除」の筈なのに何故?

実際の還付額がどうなるのか、楽しみに待ちたいと思います。