今朝は水温が7.5℃でしたが、90cm水槽のウナギ君は塩ビパイプから鼻だけ出して、
4日ぶりにミミズを食べてくれました。
厳冬期の絶食は覚悟しているとはいえ、やはり安否が心配になるので、
元気な食欲を見せてくれると嬉しくなります。
ミミズは、ぱっと見では皮ばかりで栄養価はほとんどなさそうな気がするのですが、
テレビでは「多くの生物を支える重要な被捕食者」と紹介されていたりしました。
野生のウナギの胃の中をかなり占めていたこともあるそうです。
野生の魚がどうやってミミズとでくわすのかと一見不思議になりますが、
住宅街のアスファルトにあれだけの数のミミズが迷い出ているのですから、
同じように相当数が川に落ち込んでいると言うのは、当然と言えば当然です。
90cm水槽のウナギ君に与えるにあたっては、
水を少し入れたパックにミミズを入れて水槽前に置いておき、
いつでもすぐにサーブできるようにしていました。
そのパックは毎日洗っていましたが、ミミズが食べていた泥を排泄するのでかなり汚れ、
その結果として「泥抜き」をしていることに。
現在は、植木鉢中の土から逐一掘り出して食べさせているのですが、
この場合は、ミミズの体内の泥も一緒に食べていることになります。
「ミミズの栄養価」には、その体内に飲み込んでいる泥の分も含まれているのでしょうか?
同じミミズを与えるなら、逐一掘り出す手間はかかっても、より栄養価の高い状態で与えたいところ。
少なくとも、「泥抜き後」の方が栄養価が低いことはないと思うので、
毎回掘り出して与えていこうと思っています。