152日の絶食を経て、3月13日にクリルを食べた90cm水槽のウナギ君。
塩ビパイプから出てくることはなく、中にクリルを入れると、
しばらくしてからのそのそとやってきて、緩慢な動きで食べていました。
その後、食べる動作が少しずつ早くなっていき、
一昨日からは、差し出したピンセットから直接クリルを食べるように。
そして今朝は、塩ビパイプの外へ顔を出してきて、食いつき方もやや力強くなりました。
いつもと同じ量のクリルを食べた後、まだ顔を出して物欲しそうな雰囲気だったので、
試しにミミズを差し出してみたところ、元気にくねるのをものともせず、スムーズに吸い込んでしまいました。
実に9月17日以来、久しぶりのお召し上がりです。
水温は16.5℃で、直近で特に高いという訳ではありませんでしたが、だんだんエンジンがかかってきました。
ミミズを食べてくれるとあれば、完全に冬籠り明けと判断してよさそうです。
絶食から抜けきらずに星になってしまった例を聞いて以来、
心配で仕方がなかったのですが、本当に安堵しました。
ミミズとクリルという献立は、栄養のバランスもそれほど悪くなさそうな気がするものの、
できればビッグカーニバルを1日1粒でも食べてほしいところ。
が、ビッグカーニバルについては、食い気の立っていた今日も明らかに意図して拒絶されてしまいました。
発泡スチロールのミミズ飼養箱で無事越冬できたのは10匹いるかいないかという感じなので、
早いところ狩りに繰り出さないといけません。