歴代家族のジュウシマツのように、手に入れて撫でると目を閉じていて、
リラックスしているようにも見えたツバメ君ですが、
昨日はほとんど口を開けてくれず、偶発的に飲み込んだのがミルワーム2匹のみ。
巣から落ちた昨朝以来、他には何も食べていないでしょう。
ツバメの雛はかなり大食いで、しかも頻回に食べないと命が危ないようなので、
昨夜は心配というより恐怖でした。
冷たくなって朝を迎えている覚悟も……。
そして今朝。
見た目は昨夜と変わらず元気で、少し飛んだり、毛繕いをしたりと、まだ余裕がありそうな感じでほっと。
軍手をはめた手にしっかりしがみつき、箱の中に下ろすのを頑なに嫌がるので、
こちらのことをさほど悪し様には感じていなさそうです。
しかし、まだ口は開けてくれません。
昨日は、2匹のミルワームを飲み込ませるために述べ2時間くらいは格闘していたと思いますが、
成果が上がらなかったこともあって、非常に消耗しました。
今日は朝一番に、20倍に薄めた蜂蜜をくちばしにつけてみたのですが、少しは飲み込んだ様子。
そして朝9時前になった頃、ようやく大きな口を開けてミルワームをばくばく食べてくれるようになりました!
何がきっかけだったのかわかりませんが、一度に10匹以上を平らげます。
大きなハードルを越えることができて、感無量……。
ミルワームだけだとビタミンが摂れないということなので、
連日でカーマに自転車を走らせ、ビタミン入りのすり餌とコオロギを購入。
水で練ったすり餌もがっつり食べてくれたので、水分も十分補給できたと思います。
1-2時間ごとに鳴くので回数は多いですが、昨日のことを考えると手間は全くかかりません。
いやあ、本当に安心しました。
空腹に耐えかねて巣を脱出した可能性が高いとは思いますが、
激変した環境に空腹を忘れていたのでしょうか。
無事に成長できるように、注意して見守ります。