昨年の王位戦にて、
藤井聡太棋聖と木村一基王位(共に当時)によって作成された封じ手用紙がチャリティオークションに出され、
かなりの金額で落札されていました。
それでつい先日、おそらくその中で一番高値がついた封じ手用紙を、
著名な個人投資家の方が落札していたことを知りました。
この方の為人をよく知っている訳ではありませんが、
経済番組で何度か見た限りでは、良識のある常識人という感じです。
やはり気になるのは、果たして彼に将棋への興味があるのかどうかということ。
桐谷さんの影響かどうかはわかりませんが、株式投資と将棋は明らかに親和性が高く、
個人投資家ブログに将棋の話題が登場することが結構あります。
彼も将棋ファンであるなら親近感が湧いて嬉しいのですが、
もし仮に、将棋に全く興味がないのに、成金が美術品を買い漁るのと同じ精神で慰みものにしてしまったのだとすれば、
極めて不愉快な話へと転落してしまいます。
落札金額は相当な数字だったので、仮にそうだったとしても、チャリティーとしては大成功なのですが……。
と、ここまで書いてから、ネットで検索してみたところ、どうやらひねくれた私の邪推だったみたいです。
彼は純粋な将棋ファンということで、どうもすみませんでした。