三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

楽しみすぎる水無月


スポンサードリンク

渡辺明名人が強すぎて、名人戦は一方的な展開になっています。

初戦に大逆転負けしてからの3連勝なので、ほとんど4タテみたいな感じ。

斎藤慎太郎八段も研究熱心さでは定評がありますが、

4局とも序盤から中盤で大きなリードを奪っているので、事前準備で圧倒しているようです。

 

この渡辺名人が挑戦者となり、藤井聡太棋聖に挑戦するシリーズが6月6日から開幕。

ちょっとこれは楽しみすぎます。

その前の6月3日には、早くもB級1組順位戦の2局目となる対稲葉八段戦も。

長くしんどい梅雨は、将棋観戦三昧で過ごすことにします。

 

一方で、藤井王位・棋聖竜王戦決勝トーナメント初戦の相手が、山崎隆之八段に決まりました。

過去には1戦して1敗のようですが、クセのある独特な棋風なので、

1発入れられる可能性が相対的に高い強敵だと思います。

 

藤井王位・棋聖は、先日の王座戦挑戦者決定トーナメントで深浦九段に敗れましたが、

他にも久保九段のような、ど根性の粘りを身上とする棋士に対しては分が悪くなっている気が。

 

あと印象的なのは、NHK杯との相性の悪さ。

過去の成績は4勝4敗です。

早指し棋戦でも勝率は変わらない印象なのですが、

NHK杯で過去4年連続して振るわなかったというのは、実に不思議です。

今年の初戦はまだ先のようで、相手が深浦九段になる可能性がありますが、

そろそろ優勝を期待してしまいます。