先週の水曜日に上部フィルター装置一式を掃除したことで流水量が著しく改善し、
エアレーション効率が増したので喜んでいたのですが、
その後3-4日のうちに流水量が再び激減し、掃除前より酷いチョロチョロ状態に陥っていました。
そんな短時間で苔が生えるとは考え難いので、
もうすぐ1年になるモーターの寿命かと思ったのですが、
今週の水曜日に再び掃除してみたところ、原因が判明しました。
モーターの内部はさほど汚れていなかったのですが、
モーターへの吸い込み口に、溶けたウィローモスの塊が詰まっていたのです。
そういえば、一時は毎週トリミングしていたくらいのウィローモスですが、
最近はそんなこともなく、むしろ「コシ」がなくなってふにゃふにゃしている印象で、
千切れて漂っている葉片も目立っています。
まずは、モーターへの吸い込みを防ぐ方策を打たねばなりません。
いろいろ考えた結果、鉢底ネットを筒状に丸めて釣り糸で留め、
モーターの吸い込み口を覆うことにしました。
丸めた鉢底ネットの径は4-5cmで、下部分は砂利に埋め込んであります。
上部とモーター本体との間には隙間があるので、ここからどぜう君が入り込んでしまったら危険かなと思ったのですが、
実際に、設置後しばらくして1匹のマドジョウ君が侵入。
出られないようなら救出せねばと見守っていたのですが、涼しい顔をして泳ぎ出ていきました。
再び詰まって流水量が減らないかどうかを注視していきますが、もう一つ問題なのはウィローモスの状態。
このまま枯れてしまうと一大事で、
(ひっそりと生き残っている筈の)ヌマエビ君達の隠れ家が無くなってしまいます。
応答が分かりにくい植物の世話は、動物以上に難しい気がします。
昨年8月に60cm水槽を立ち上げた時にはマツモが入っていましたが、
2ヶ月も経たない内に溶け始めて、あっという間に消失してしまいました。
ウィローモスは昨年9月末に導入して以来、順調に生育していたのですが、ここにきて風向きが急変。
毎週しっかり砂利掃除をしているつもりなのですが、
餌をかなり多めに投入しているので、水質は悪化傾向にあるのかもしれません。
60cm水槽を立ち上げて、もうすぐ1年になりますが、
安定した平衡状態を達成するのは無理筋で、常に変化に対応していかなければならないようです。
確かに、カワムツ君達はどんどん大きくなっていきますし、
水槽全体としての条件が時間と共に少しずつ変わっていくのは当然と言えば当然ではあります。