三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

ABEMAへ提案


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藤井聡太棋聖が誕生しました。

終局後もしばらくABEMAを見ていたのですが、いつもながらインタビューが酷すぎます。

各所からの質問を集めて代表で訊いていたようですが、くだらない内容がほとんど。

 

仕事として質問する以上、

「こういう答えが返ってくるだろうから、面白い記事にできる」という見通しを予め持っていて然るべきですが、

そういう意図が全く感じられないものが多すぎます。

そんなことを訊いて誰が喜ぶ?

 

また、藤井新棋聖に2回、渡辺二冠に1回、

それぞれ「ワイドショーで取り上げられていること」についての感想を問う質問がありました。

将棋界に対する興味や敬意など微塵もなく、

教養に欠ける人間の世間話を垂れ流す低俗番組の喰い物ネタにされるのは、

将棋ファンとしては甚だ不愉快です。

ましてや、そういう存在に対する所感を、よりによって終局直後のあんな場面で棋士に求めないで頂きたい。

 

話は変わりますが、ABEMAを見ていて、極めて苦手なのが現地からの中継です。

「気まずい沈黙」と、「音声の遅れによる行き違い」を見るのがすごく苦手で、

最近は中継の間は見ないようにしています。

 

以下、ABEMAへの希望ですが、

「気まずい沈黙」については、話す内容の打ち合わせ無しで中継を行うのをやめて欲しいです。

事前にある程度は段取りをつけておくべきでしょう。

 

「音声の遅れによる行き違い」については、リモート会話の参加者の間でルールが必要だと思います。

例えば、

・「回す係」を一人決めておき、会話が途切れた際には、必ず「回す係」が口を開くようにする。逆に、他の人は絶対に口を開かない。

・各々の発言の最後は、「自分の発言はこれで終わった」ことが他の人に明確に伝わるような締め方にする。

・上記の発言終了サインが出ていないうちは、他の人の発言の途中で口を挟まない(相槌も含む)。

 

本職ではない出演者(棋士)にとっては簡単ではないとは思いますが、

意識していれば少しずつでも改善する筈で、ABEMAがそのように導くべきです。

「ワイドショーに取り上げられるのも普及活動のうち」という意見もわからないではないですが、

それよりも、ABEMAの中継を充実させる方が効果的だと思います。

 

因みに、最近始めた「秘蔵写真」のコーナーはとても良いです。

一方で、以前にやっていた「棋士が一番好きなABEMA番組の紹介」は最悪です。

全出演棋士がABEMAのヘビー視聴者であることが前提という無理筋の設定なので、

見たこともない番組を紹介させられていることが丸わかりでした。