先週からサンバイオ (4592)の話題が喧しいですが、
このサンバイオに大勝負をかけて撃沈した方のブログも、ネット界隈で話題になっています。
本意気の信用取引にまで手を染めていたため、ゼロになるどころか、莫大なマイナスになってしまったそうです。
憚りながら、人が損するのを目の当たりにしたり、人よりも安く買えたりすると気分が良くなる私は、
筋金入りの性悪だということを自認しています。
今回のサンバイオ地獄の阿鼻叫喚の様も、対岸の火事として興味深く見物していました。
その流れで件のブログを訪問したのですが、記事を読んだ後の心境の変化については、ちょっと予想していませんでした。
そのブログの著者は、凄まじい状況に置かれているのにも関わらず、努めて冷静で節義のある文面を保っていました。
自暴自棄になったり、ブログの更新をやめてしまったりというのが常套だと思うのですが、
そうはならないところが、ブログ著者の人柄を表しているのではないでしょうか。
性悪な野次馬としてそのブログを訪問した私でしたが、現在では当初の感情は完全に消失し、
なんとかこの難局を乗り切って欲しいと応援する気持ちになっています。
コメント欄を見ても、私のような読者が多い様子で、
本来ならばもっと群がってきても良さそうな下品な虫は、それほどたかってきてはいません。
ブログ主の品性に応じた読者が集まる傾向があるとすれば、それは好ましいことです。
一方で最近になって、ブログ著者の精神状態がやや不安定になってきているようで、心配になっています。
あまりにもレベルの低い虫の羽音は流してきていましたが、
2月6日の記事では、底辺中の底辺なコメントに反論をされていました。
精神的に弱っている最中にあって、自制しきれなかったようです。
その「虫」の言い分は箸にも棒にもかからない内容で、
「このブログを見てサンバイオ株を買った人に謝るべきだ」という、全裸で大通りを歩いているレベルの恥ずかしさです。
読んでいるこちらまで恥ずかしくなるレベルですが、なんとこれに同調するコメントもあるのが更に驚き。
株式投資に関して、私は自分を初級者だと思っていますが、
それよりも明らかに下、まさに底辺を這いずり回っているコックローチ君と言うべきでしょうか。
いや、それでは必死に生きているコックローチ君に失礼ですね。
状況によっては、相場から退場を余儀なくされる投資家もいるそうですが、
そういう「虫」さんたちには、そのフラグが揚々とはためいています。
いずれ紫外線殺虫ライトに自ら飛び込んで焼かれていく運命なのでしょうから、
そんな虫の羽音は気にすることなく、ブログ主さんが態勢を立て直していけることを遠くから祈って見守っています。