今週の5日(火)に行われたC級1組順位戦にて、藤井聡太七段は近藤誠也五段に敗れてしまいました。
終盤の逆転負けだったとのこと。
確か、ここまでの対戦成績は藤井七段の2戦2勝だったと思いますが、
近藤五段の実力を考えると3連勝は難しかろうというのも、至極もっともではあります。
順位戦での連勝記録がストップしたことよりも、B級2組への昇級が難しくなったことの方が痛いです。
1敗が近藤五段、杉本七段、船江六段、藤井七段の4人。
2敗が高崎六段のみ(青嶋五段も1敗ですが、順位が低いので可能性はありません)。
順位の上下は記載順の通りで、上位2人が昇級。
最終局では、この5人の直接対決はありません。
藤井七段が昇級するためには、まず自分が勝つのが必要条件。
相手は都成五段で後手番です。
都成五段の勝率は7割を超えているとのことですが、確か直接対決の分は良かった筈です。
その上で、近藤五段(対増田康宏六段)、杉本七段(対千葉七段)、
そして船江六段(対金井六段)の3人のうち、2人以上が敗れる必要があります。
それぞれ相手は比較的強敵だとはいえ、かなり可能性は狭められることに。
仮に、全ての対局の結果が五分五分だとすると、昇級確率は25%となります。
因みに、杉本七段との師弟同時昇級の可能性となると、僅か6.25%です。
返す返すも、師弟とも敗れてしまったのは痛恨でした。
大逆転での連続昇級はあるでしょうか。
最終局は3月5日なので、まだちょっと先です。