先日、有名な俳優の訃報が報道されましたが、
その経歴が「やくざ映画で活躍し……」と紹介されていました。
洋の東西を問わず「やくざ」が主役の映画などがたくさんありますが、
これはつまり、多くの人が好んで視聴しているということになります。
やくざのファンがこんなにたくさんいたのでは、
現実世界で彼らを駆逐することなど、できようはずがありません。
やくざを肯定・美化する思考、やくざ映画を鑑賞するに至る動機が、私には全く理解できません。
不良にあこがれるお馬鹿な中学生ではあるまいし、
大の大人がどういう思考をしたらそういう価値観になるんでしょうか。
先日は京都府立医科大学のお偉いさんが、やくざの熱烈サポーターだと報道されましたが、
この場合は特に、公立組織に属する人間なので看過すべきではないと思います。
仮に私立であれば、倫理的な面はともかくとして、
私財でやくざを応援したければ勝手にやってくれと言ってもいいかもしれませんが、
税金が費やされている公立病院なので完全にアウトでしょう。
やくざの皆さんは、わざわざアンチである善良な市民にたかって法を犯したりしなくても、
津々浦々こんなにたくさんいる熱心なファンに援助してもらったらいいんじゃないですかね。
高いチケットを買わせて握手会でもしたら、行列ができて大盛況ですよ。きっと。