三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

年金制度そのものに反対


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主要な銘柄が軒並み1%程度の下落ということで、

持ち株全体ではマイナス0.67%とまずまずの調整だったのですが、

日経平均はプラス0.02%、TOPIXはマイナス0.10%と、相場全体の冷却具合はたいしたことがなさそうです。

ただ下落銘柄数の方がやや多かったので、騰落レシオは少し冷えたでしょうか。

 

国会で年金制度改革法が成立したそうですが、

年金制度に対する私の個人的意見は、与党にも野党にも賛成ではありません。

 

そもそも、人口ピラミッドが末広がり型を維持することを必須条件にした制度なのに、

それが完全に崩れてしまっているのにも関わらず、

まだ制度そのものの存続を前提として議論しているのは理解に苦しみます。

消費税を20%くらいにして年金に充てるのだとしたら、

年金受給者は自分の年金を一部を自分で負担するという、本末転倒な状況になります。

 

個人的には、年金制度を全て廃止した上で、これまで納めてきたお金を現金で全員に還付して欲しいと思っています。

納めた時代によってインフレ率も多少は考慮して、

もし記録が無い部分があるなら適当な試算で補填しするしかないでしょう。

老後の生活費の工面は、個人の責任に任せるべきだと思います。

そのマネジメント能力が無い人に国が助力しようとするのは構いませんが、

助力を必要としていない人間までも、そのための施策に強制的に巻き込むのは迷惑以外の何物でもありません。

 

平日の昼間に、公園でのんびりした老後生活を満喫していらっしゃるお年寄りを見かけた時、

その方達と将来の自分の年金状況とを比較してしまうと、

妬みの黒い感情が湧いてくるのは性格の悪い私だけではないのでは。

でもキヤノン製のカメラを首から下げていたりすると、ちょっと許せます(株主ですので)。

 

年金制度を廃止して一気に現金で還付すれば、インフレ誘導効果も相当あるのではないかと思います。

少なくとも金融緩和によるトリクルダウン効果よりはましな筈。