三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

お目出度いにもほどがある

寄り付き前の先物乱高下から始まり、流れが二転三転する目まぐるしい日でした。

まあ、下落するならそれでも良しです。

 

KDDI (9433)は、一昨日に続いて逆行高となり、反騰攻勢に出ているように見えなくもないですが、

引けにかけて上げ幅はかなり小さくなってしまったので、それほど力強い印象はありません。

 

一方でJT (2914)は、一昨日逆行高して底打ちを期待させましたが、

昨日は一転して逆行安、今日は連れ安と話になりません。

再び3,000円を割って、配当利回り5%に突入です。

 

明日は積水ハウス (1928)の本決算発表ですが、

昨年の詐欺被害事件を巡った社内のゴタゴタが報じられて、雰囲気も株価もダメダメです。

今日も安値を更新となりました。

気を取り直して、今期の配当予想は80円(昨期は75円)を期待。

業績予想は、なんとなく厳しそうな気がしています。

ということは、金曜日からの下げトレンド加速も覚悟すべし、でしょうか。

 

この期に及んでも、まだ先方の戯言を1%でも真に受けるなんて、お目出度いにもほどがあります。

どんな相手だったか忘れたとでも言うのでしょうか。

北の肥満醜男と、北にいいようにあしらわれている南の昼行灯大統領が会談したとして、そこから何が生まれると?

彼の国の外交手管は、これまでに嫌というほど見てきているでしょうに。

 

お目出度い方達が白昼夢から覚めた時に株価が暴落するなら、それは大歓迎。

ダブルインバースの含み損が無くなるかも。

 

王将戦は、現在59手まで進んで、後手の豊島八段がリードしている様子。その調子。

値動きが安定しているポートフォリオ?

やはり相場が堅調な日には、ポートフォリオは指数に劣後するようです。

日経平均のプラス1.79%に対して、ポートフォリオはプラス1.04%。

一方で、軟調な日は指数に勝ることが多いので、要するに、上へも下へも変動が小さいということになります。

値動きがより安定しているポートフォリオということで、好ましく解釈して良いような気もしてきました。

 

それにしても今日は、ポートフォリオの中の日経平均採用銘柄で、芳しくないものが目立ちます。

キヤノン (7751)がプラス0.15%、

NTTドコモ (9437)がマイナス0.57%、

あおぞら銀行 (8304)がマイナス0.23%、

JT (2914)がマイナス0.92%。

 

JTは、昨日の逆行高の反動ということで仕方がないですが、

あとの3つはきれいな寄り天の陰線で、元気の無さが際立ちます。

 

昨日まで日経平均は4日続落だったようですが、全く気が付きませんでした。

ダブルインバースによる(あくまで精神的)ヘッジ効果はなかなかのものです。

しかし今日は、日経平均の騰がり幅と比べて、ダブルインバースが下がり過ぎのような気がします。

 

今日は第67期王将戦第5局の1日目。

日曜日から中1日おいて、久保王将と豊島八段が再び対局しています。

立ち上がりから波乱含みの展開で、見たことのない力戦型に。

素人目には、豊島八段が劣勢っぽい気がしないでもないですが、

なんとかカド番での一矢を期待して応援しています。

必死にもがいて頑張れ、渡辺棋王

日経平均TOPIXは、わずかながら200日線を割り込みました。

持ち株では、積水ハウス (1928)とリコーリース (8566)が月次業績を発表していますが、

ここ数ヶ月の数字には、翳りが見えてきているような気がしてなりません。

株価は景気を先取りすると言いますし、そろそろ景気はピークアウトしていて、

来年の消費税増税、再来年のオリンピックという流れで本格的な下り坂に転じるのではないかという気がします。

 

今日は、ウチヤマホールディングス (6059)も連れ安してしまい、一気に含み損転落となりました。

チャートは少し嫌な感じになっていますが、これをはね返してくれると信じています。

 

一方で、KDDI (9443)はプラス3.01%と謎の逆行高でした。

逆行高というインパクトに加えて、その騰がり幅も常ならぬレベルに見えます。

これで派手に底を打って、月末の権利日に向けてうなぎ昇りとなってくれるといいのですが。

 

さて、先週金曜日に行われたA級順位戦は思わぬ結果になりました。

久保王将が敗れたものの、豊島八段も敗れてしまい、史上初という6人によるプレーオフに。

早速日曜日にはその両者の対局が行われ、そこでは豊島八段が勝ちました。

 

プレーオフはいわゆるパラマス式のトーナメントなので、

B級1組から昇級したばかりで順位が一番下である豊島八段にとっては、

名人挑戦への条件は、久保王将(既に勝利)、佐藤康光九段、広瀬八段、羽生竜王

そして稲葉八段に5連勝という極めて厳しいものになっています。

昨日はNHK杯の放送があり、豊島八段は準決勝で稲葉八段に敗れてしまいました。

今期の前半は、勝率で藤井聡太六段を上回るなど絶好調でしたが、後半は調子を落としています。

そもそも、A級順位戦が大混戦になった原因も、豊島八段の急失速なので。

 

現実的には、豊島八段の名人挑戦は厳しくなりましたが、

逆に、羽生竜王が挑戦という期待は俄然大きくなってきました。

名人に復位で竜王・名人となり、同時にタイトル通算100期達成となれば、まるで台本があるみたいな展開です。

 

さて、名人への挑戦権争奪の裏では、A級残留をかけた争いもあった訳ですが、

こちらも何とも言えないドラマチックな展開となり、渡辺棋王が三浦九段に敗れ、B級1組へ降級となりました。

彼のブログを読むと、本人も不調の脱し方がわからず、相当に迷っている様子が伺えます。

この調子だと、現在永瀬七段の挑戦を受けて1勝1敗の棋王戦も、失冠する可能性が高そうです。

 

渡辺棋王の不調は、三浦九段との件(による精神的なもの)が直接の原因ではなく、

コンピュータの指し手が将棋界全体に与えている影響と、

彼のこれまでの棋風との相性が極めて悪かったからだと想像しています。

いろいろ悩んで試行錯誤し、時間をかければ、この状況を打開してくる力はあると思いますので、

羽生世代に対する「憎らしい」対抗馬としての、渡辺棋王の復活を期待して見守りたいと思います。

 

私自身、三浦九段の件に関して、渡辺棋王へのわだかまりはかなり小さくなっています。

一方で、何人かの方もブログに書いておられますが、久保王将へのわだかまりは大きくなるばかりです。

事件当時に渡辺棋王のような不用意な言動こそありませんでしたが、

昨年の王将戦防衛後にファンへ発した言葉を守っていません。

 

三浦九段自身が了承して一件落着とした以上、

むやみにこの暗い話題を蒸し返さないようにという将棋連盟からの圧力があるのかもしれませんが、

なんとも形容しがたい不快な感情を抱えながら、

この1年間の久保王将(皮肉にも、活躍しているので頻繁に視界に入ってくる)を見てきたファンは多いと思います。

 

現状では、私は彼に対しては常にアンチ目線になってしまっていますし、

A級順位戦プレーオフで敗退したのは実に朗報でした。

できれば本割で負けて欲しかったところです。

是非とも豊島八段には王将位を奪って欲しいとも思っています。

「知って得する!株主優待2018年版」

先日、SBI証券から「知って得する!株主優待2018年版」という冊子が届きました。

とんと覚えがありませんが、アンケートに回答した結果、抽選で当たったとのこと。

 

f:id:santekigon:20180226170649j:plain

f:id:santekigon:20180226170702j:plain

 

つなぎ売り”をけしかけて、手数料をせしめようという営業活動の一環で発行されている冊子。

抽選というのも眉唾な気がしていて、

アンケートの回答から判断して、ある程度の資金を投資に費やしていて、優待に興味がありそうな人全員に送っていそうです。

 

アンチつなぎ売りの立場からは、嫌味の一つも言いたくなる発行動機ですが、

冊子自体は、優待内容だけでなくて各銘柄の事業内容等も紹介されていますし、トイレ(大)のお供としてまあまあ楽しめそうです。

 

ただ、保有していない銘柄のページは、あんまり読む気が起こらないのが難点です。

保有している銘柄については、愛着が湧いて色んな情報を集めようという気になるのですが、

購入に先立っての銘柄情報集めに気合が入らないというのは致命的かもしれません。

羽毛ぶとんの底知れぬ威力

以前の冬の就寝時には、体の上に毛布、そしてその上に羽毛ぶとんを掛けていました。

ある時、これでは掛ける順番を間違えていて、羽毛ぶとんの上に毛布というのが正しいという情報に接したのですが、

見た目の不自然さをどうしても受け入れられませんでした。

 

しかし一昨年の冬、試しに毛布を抜いて羽毛ぶとんだけで寝てみたところ、その威力にびっくりしました。

体に密着させた時の羽毛ぶとんの吸熱・保温力と、その間に毛布を挟んで隔絶してしまうことの絶大なるマイナス効果に愕然としたのです。

 

また、上から更に毛布をかける必要は全く無くて、どんなに寒くても、羽毛ぶとんの直掛け1枚で十分でした。

羽毛ぶとんが自分の体温を溜め込む能力があれ程とは、想像もしていませんでした。

 

先入観が誤っていた例としては、人生で最大級の衝撃だった気がします。

たとえ屋外でも、上下共に羽毛ぶとんにくるまっていれば、快適に眠れるのではないでしょうか。

 

羽毛ぶとんのおかげで、冬季の睡眠時間は桃源郷です。

正確には、床についた時が一番の幸せで、翌朝目が覚めた時は圧倒的な絶望感。

幸か不幸か、私は寝つきが異様に良いので、感覚的には、電気を消して横になった次の瞬間には朝になっています。

 

夢をみた場合には、その記憶の分だけ睡眠時間の長さを実感できるのですが、

夢というと、たいていは何かに遅刻しそうだとか、高い所から落ちそうだとか、

あまりいい気持ちにはならない内容が多いので、それはそれで幸福感の妨げになってしまいます。

先行きに不安だらけの地銀、みちのく銀行を購入

案の定、日経レバを買ったのが裏目に出ました。

大抵はこういう展開になるものなので、覚悟はしていました。

とりあえずナンピンし、これで松井証券の買付余力は払底。

引けにかけては下げ渋りましたし、来週は落ちつくのではないかという気もしますが、

本音では、もっと下に押してほしいところです。

日経平均は、ちょうど200日線上で止まっていますので、月曜日が注目でしょうか。

 

買い貯めたダブルインバースは、含み損が減っているにすぎないという点でも、

そして今日一日でプラスとなった金額においても、

ヘッジとして十分に機能しているとは言えない状況ですが、

少なくとも「精神的」には、大きなヘッジになっています。

仮に、今日のような大幅続落があと数日続くとしても、全く悲壮感はなくて、むしろワクワクしてきますので。

 

一方で今日は、我慢しきれずにみちのく銀行 (8350)を買ってしまいました。

配当利回りは2%ちょっとで、ぎりぎりの及第点。

もうすぐ権利確定する3月の優待が、グルメカタログでなかなかの魅力です。

今日のこの地合にあっても、ほぼプラマイゼロだったので、少なくとも権利日までは大崩れしなさそう。

ただし、前例を見ると権利落ち後は100円(約6%)くらいは下がりそうですが……。

 

3月に入ったというのに、この大盤振る舞いのバーゲンセールはすごいです。

KDDI (9433)は安値を割ってしまいましたが、配当と優待の権利を目前にしてこの株価とは。

既に高値で買い付けてしまった身としては悔しい限りですが、

JT (2914)も含めて、同じ境遇の人は世の中にたくさんいそうですので仕方がありません。

それにしても、今から買える人が羨ましい限りです。

 

大暴落日には、ポートフォリオ中の個々の銘柄は見ないようにしていますが、

ふとあおぞら銀行 (8304)を見てみたところ、この3日間は完全に日経平均と連れ安で、

含み損転落が視界に入るところまで来てしまっていました。

昨日の悪レイティングも影響していそうです。

 

昨日の東京マーケットワイドに、東証1部指定となったカワタ (6292)からゲストが来ていました。

改めて、事業内容や東南アジアでの売り上げが多いことなどを聞いて、

株価はもっと上を目指せるような気がしてきました。

藤井六段の竜王戦5組2回戦から、一番長い日へ

日経平均のチャートはまだまだ崩れていません。

明日反発すれば、下値切り上げのトレンドを維持できていそうです。

仮に明日も大幅続落したとしても、まだ200日線が支えてくれそうですし。

今日は日経平均がマイナス1.56%、TOPIXがマイナス1.59%でしたが、ポートフォリオはマイナス1.07%でした。

やはり軟調地合ではポートフォリオが優勢みたいです。

久しぶりに日経レバを買ってみましたが、明日も続落しそうな気がします。

 

JT (2914)は、もちろん地合なりのマイナスでしたが、3,000円が強固な壁になっている様子。

配当予想が150円なので、株価3,000円だと配当利回りがちょうど5%になります。

ここで待ち構えている個人投資家がたくさんいそうな気がするので、

それが滑り止めになっているのかもしれません。

 

KDDI (9433)も、ここ3週間くらいは2,600円を支えに踏みとどまっています。

しかし、3月27日の権利日までこの水準で行ってしまうと、翌28日には2,600円を完全に割ってしまうことに。

来る5月の本決算発表における、2019年3月期の手堅い業績見通しと、期待通りの増配が待たれます。

 

ウチヤマホールディングス (6059)は、微々たる数字ながら逆行高となり、

一時的な勢いではなく、安定した強さが出てきている気がします。

今一番の楽しみ銘柄です。

 

あおぞら銀行 (8304)には、不穏なレイティングが。

ここには株価の上昇は望みませんし、増配も期待しないので、とにかく現水準の配当を安定して維持してほしいです。

 

今日は藤井六段が、竜王戦トーナメント5組の2回戦で阿部隆八段と対局中です。

順位戦に次いで、竜王戦も重要度の高い棋戦ですし、1度でも敗れると決勝トーナメントに進めません。

ベテラン相手の注目の一局です。

 

そして、明日は「将棋界の一番長い日」です。

名人挑戦、降級ともに、稀に見る混戦になっていますので、非常に楽しみな一日です。

既に全対局を終えて、明日は抜け番の羽生竜王も現地の静岡に行かれるそうで、

たぶん公的な訪問なのだと思いますが、対局結果判明後のコメントがお仕事なのでしょうか。

羽生竜王を含むプレーオフへという展開も嬉しいですが、

今年は豊島八段挑戦→名古屋での名人戦5局で戴冠というのが本命です。

しかし、現地に見に行ったのが決着局になってしまうと、

終局後の対局者の大盤解説場訪問がキャンセルになってしまいそうなのが心配ではあります。