ポートフォリオの中心であるキヤノン (7751)とオリックス (8591)から、
それぞれ第3四半期、第2四半期の決算発表がありましたが、明暗が分かれました。
まずキヤノンは、4月の第1、7月の第2、そして今回の第3四半期と、
まさかの3連続で通期業績を下方修正!
こんなことなら、最初の第1四半期である程度余裕をみて下方修正をして欲しかったです……。
企業によって、通期見通しが楽観的なところと悲観的なところがあるようですが、
個人的には「結果は予想してたより良かったね」という後者の方が好ましいです。
12月の期末配当額は未定となっていますが、巷では減配を懸念する声が。
キヤノンの株主はほとんどが配当目当てだと思いますので、減配したらどうなるのでしょうか。
ただ、私もその一人なのですが、
長い目で見れば安い時に買って持っておくというのは有効だと思いますので、
明日以降、慎重に買い増しのチャンスを窺います。
東芝メディカルシステムズは、まだ連結しないとのこと。
健康診断の際、レントゲンの機械が東芝メディカルシステムズ製でちょっと嬉しかったのを思い出します。
子会社が有機ELの製造に必要な特殊な機械を製造しているという日経新聞の記事もありましたし、
長期的には楽しみが多い気がしますので、積極的に買い増す方針でいくつもりです。
一方、オリックスは通期予想を開示していないようですので、好悪がいまいちよくわかりませんが、
前年同期比マイナスなので良くはないものの、事前予想の範囲内といった雰囲気でしょうか。
ただし、オリックスは自社株買いと増配を同時に発表しました。
自社株買いは総数の2.97%ということで、それなりの規模だと思います。
増配額は気持ちばかりですが、その気持ちがとても大事。
なんとかポートフォリオ全体として、配当額を安定維持できるといいなと考えています。
ただ、キヤノンの配当額は全体の20%を占めていて最大ですので、
もし減配されたとして、その幅が大きかった場合はとてもカバーしきれなさそう……。
期末、そして来季の配当維持を切に祈ります。